PART 28(ba)

 「・・・あ、あ、あなた・・・」
今度こそ梨沙は絶望に囚われ、青木の顔を見た。刑事達が確信を持っていたのは、青木がすっかり白状していたからに違いなかった。

 「ごめんな、梨沙ちゃん、さっき君が最初に客引きした3人のお客さん、刑事だったんだってよ。」
後ろ手に手錠をかけられた青木が梨沙に向かって声をかけた。
「全て白状すれば罪を軽くしてくれるって言うから、悪いけど正直に言わせてもらったよ。・・・大丈夫、梨沙ちゃんは初犯なんだから、執行猶予が付くそうだよ。」

 「そ、そんな・・・」
しゃあしゃあとした青木の口調に、梨沙はかっとなって震えた。あんな恥ずかしいことを強要したのは、全て青木の責任ではないか。・・・それに、元同級生以外の3人の男性客が実は刑事だったんて・・・でも、それならどうして、もっと早く止めてくれなかったのか・・・たっぷり自分に全裸での痴態を演じさせてから、みんなが見ている前で逮捕するなんて・・・
「ひ、ひどい・・・あ、あんまりです・・・」

 「おい、何だその目は! まだ抵抗するつもりか!」
なじるような目で見つめられ、若干後ろ暗いところのある刑事は急に口調を強めた。
「谷村梨沙、公然猥褻物陳列罪の現行犯で逮捕する! 余罪は署で追及させてもらう。おい、周りの男達、そいつを捕まえてくれ! そうしたら、君たちが今、女子高生に卑猥な行為を強要しようとした罪は見逃してやる。」

 その言葉と同時に、梨沙は全力で泳ぎだし、私服刑事達とは逆のプールサイドに辿りついた。捕まったら終わり・・・そう思うと、梨沙は後先を考える余裕はなかった。
「ご、ごめんなさいっ!」
梨沙はそう大声を上げながら水面から上がり、プールサイドに立った。そして、素っ裸で下半身に赤い縄が巻かれただけの姿をギャラリーに向かって晒し、皆がその卑猥な姿に呆気に取られる中を一気に走り抜け、園内の通路に出ることができた。

 しかし、その先の展望が梨沙には無かった。美しい乳房を完全に露出し、赤い縄が食い込んだ秘部まで見せた美少女は、周囲の男女の悲鳴と歓声を浴びながら、遊園地の出口に向けて必死に走った。梨沙の懸命の逃亡にもかかわらず、その姿は、園内のあちこちに設置してあるカメラによって完全に捕捉され、実況中継で園内の全モニターに映し出されていた。

 (どうしよう…どこに行っても見つかっちゃう…)
「おい、待てぇ!」
 追っ手の男達の声が後ろから聞こえてくる。梨沙はそのまま走り続けるしかなかった

「あ、ああんっ」
走る度に縄の結び目が秘部とクリトリスを刺激し、梨沙は、悲鳴と喘ぎ声を上げ、よろめきながら走り続けた。

 そして、股縄縛りだけの全裸女子高生のランニングショーは2分ほど続いたが、梨沙が場外に繋がる広場に辿り着いたところで終了した。入り口及び出口にはロープが張り巡らされ、完全に封鎖されていたのだ。
「あ、あ、い、いや、いやあ・・・」
もはや逃げる場所のなくなった梨沙は、黒山の人だかりとなったギャラリーに見つめられながら、両手で身体を庇い、その場にうずくまった。<おい、縄があそこに食い込んでるよな><毛がはみ出てエロ過ぎw><名門校の生徒会長、ついにタイホw><優等生が露出狂かあ、最高だね、梨沙ちゃんw>・・・梨沙が入場した時にはその美少女ぶりを映し出した大型モニターには、ほぼ全裸でうずくまる美少女の映像が映り、その上を卑猥なからかいの白い文字が覆っていた。

 程なくして多くの革靴の音が響き、梨沙は私服刑事たちに取り囲まれた。
「谷村梨沙、公然猥褻物陳列罪の現行犯で逮捕する! いい加減に観念しろ、これ以上抵抗したら、公務執行妨害も追加するぞ。」
ほとんど全裸で力なくしゃがみ込んでいる美少女を見下ろしながら、刑事は威圧するような声で言った。

 もはや抵抗する術のない梨沙は、刑事に促され、よろよろとその場に立ち上がった。刑事は周囲の野次馬を追い払おうとはしなかったため、黒山の人だかりとなったギャラリーは、全裸に股縄だけという、16歳の女子高生にあるまじき痴態をじっくりと堪能することができた。そしてその姿は、当然モニター画面でも実況中継され続けていた。現役女子高生の変則ストリップショーが警察による逮捕という衝撃的な結果に繋がるのを目の当たりにして、さすがのギャラリーも息を殺してその光景を見つめていた。さらにまた、じっくりと見れば見るほどその全裸姿は美しく、また被虐的な雰囲気がギャラリー達を惹きつけていた。釣り鐘型で真っ白な乳房、丸くぷりぷりのお尻、きゅっとしまった腰回り・・・手であちこちが隠されてしまっていることと、顔がうなだれてしまっていることだけが残念だった。

 「よし、それでは容疑者を拘束する・・・」
刑事の一人がそう言い掛けて辺りを見回した。
「おい、今日は非番だったから、手錠が一つしかなかったな・・・」
刑事はそう言いながら、手錠を掛けられて立っている青木の顔を見た。
「よし、お前、谷村梨沙を拘束しろ。その間、手錠ははずしてやる。」


 ・・・そしてその3分後。梨沙は更に衝撃的な姿をギャラリー達の前で晒していた。

「・・・よし、上出来だ。それじゃあ行くぞ、谷村。」
刑事の一人は小さな笑みを浮かべてそう言うと、手に持った赤い縄を引っ張った。あ、あんっ、という女性の小さな悲鳴が響いた。 

 梨沙は今、腰回りにされた股縄縛りに加え、全身に赤い縄をかけられていた。その縄は首を一回りさせられ、胸の上下にそれぞれ二重に巻かれて乳房をくくり出し、双乳の真ん中で縦の縄に引っかけられていた。さらに、二の腕は上半身にぴったり付くように巻かれ、肘から下は後ろ手に縛り上げられていた。また、下半身には股縄縛りの上に重ねるように縄が掛けられ、秘裂と尻の溝にしっかりと食い込んでいた。

 それは、いわゆる亀甲縛りだった。刑事は青木に対し、持っている縄で梨沙をしっかり拘束するように命じたのだが、気を利かせた青木が梨沙の全身を縛り上げたのだった。そして青木は、股間に掛けた縄の端の一つを前に、一つを後ろに長く伸ばし、前後の刑事がその端を持って歩けば、梨沙がどこにも逃げられないようにした。最後に首を巻いた縄の後ろにもう一本の縄を掛けて後ろに伸ばし、それをもう一人の刑事が持つことで、梨沙が顔をうなだれることも出来ないようにしてしまった。すなわち、梨沙は全裸亀甲縛りの身体を手で隠すことも、顔を隠すこともできず、刑事に導かれるままに痴態も露わに歩くしかなくなった。さっきまでは何とか隠していた下半身の前面も隠せず、淡い恥毛も、縄が食い込んで大陰唇が膨らんでいる様子までもが衆人環視に晒された。


 「あ、あんっ、ちょ、ちょっと待ってください・・・」
前方の刑事に縄を引っ張られ、秘裂に縄を食い込まされた梨沙は妖しい快感に喘ぎ、腰をくねらせた。その縄にも結び目が作られていて、刑事が引っ張ると秘裂を滑りながら中に食い込んだ。梨沙は慌てて足を速めた。
「あ、うぐぅ!」
梨沙が急に前に勢い良く踏み出したため、今度は後ろの刑事が持っている縄が、梨沙の股間に食い込んだ。お尻の穴に作られた結び目が肛門に食い込んで梨沙にあられもない声を上げさせた。

 こうして梨沙は、大勢の男女に見つめられ、また、園内及びネットに生中継されながら、全裸亀甲縛り姿で引き回されることになった。顔を俯けることもできないため、男性たちのスケベな視線が股間に突き刺さっていることや、女性達がひそひそ話をしながら、縄でくくり出された胸や恥毛の生え方を見て品評をしていることが分かり、梨沙は恥辱に顔を真っ赤に染めた。また、所々に設置してあるモニター画面には、更に容赦のないコメントが表示されていて、梨沙はその露骨な言葉を見せつけられてしまった。

<それにしてもエロいよな、あのおっぱい!><縄にくくり出されてるのが最高w><ぷりぷりのケツもいいぞ><こんなケツが目の前にあったら電車で痴漢しそうw><梨沙ちゃんって、16歳にしては薄いよな、アソコの毛><スペシャル名刺を作りすぎ?><俺も欲しい、美人女子高生のマン毛入り名刺っっw><元同級生達はどんな気持ち? クラス委員の亀甲縛りを見て?w><うーん、ちょっと幻滅だけど、興奮するなあw><あのまじめなりいちゃんがねえ・・・素晴らしいw><でも、吉見先生が見たら泣くぞ、りいちゃんw><先生のお気に入りだったもんな、りいちゃん><そうだ、吉見先生も招待しようぜ!><「成長した私の姿を見て下さい」ってかwww><それは鬼畜www><あーあ、逮捕されちゃったんだよな、次の同窓会で会うのが楽しみだったのに><特技のM字開脚とY字バランスと蟹縛り、生で見たかったなw><次の同窓会でやってもらおうぜw><青木さんとこからの流出を期待>・・・

 (いや、やめて、そんなこと言わないで。先生を呼ぶなんて、ひどい・・・)全裸の身体を隠すこともできないままに歩かされながら、梨沙は全身を小刻みに震わせていた。やはり、小学校の時のクラスメイト達にこの姿を見られ、露骨な言葉で品評され嘲られるのが一番辛かった。(警察に行ったら、本当のことを全て話すのよ・・・死にたいくらい恥ずかしいけど、露出狂じゃないってことは分かってもらえる筈・・・)ギャラリー達からとインターネット越しの視線を浴び、卑猥な言葉を浴びせられ、究極の羞恥にぼうっとなりながら、梨沙はそれだけを考えて歩き続けていた。

 しかし、梨沙を中心として、前後3メートルにいる警官達は、なかなかその引き回しを終わらせようとはしなかった。捕まった時には目の前に正門があったのに、3人の男達は踵を返し、園内を一周するように歩き続け、ついには正門の反対側、一番奥の裏門の前の広場まで来てしまったのだ。そのため梨沙は、何百人、いや千人以上の至近距離で、縄をかけられてぷっくりとくくり出された乳房と赤い縄が食い込んだ股間、そこからはみ出した恥毛を見せつけることになった。そしてその姿は、裏門広場に設置された大スクリーンにアップで映しだされていた。

「・・・あ、あの、すみません、どこまで行くんですか。・・・それに、お願いです、何か羽織らせていただけませんか?」
強く抗議したい気持ちを抑えながら、梨沙は前方で縄を持って歩く刑事に向かって声をかけた。遊園地の一番奥に来るなら、中央付近を突き抜ける道もあったのに、園の外周をわざわざ遠回りするように歩かせるのもおかしいし、第一、若い女性を全裸のまま、股の下から前後に伸びた縄を掴んで引きずり回すなんて、絶対に間違ってる・・・

「そんなの、刑事さんからのサービスに決まってるじゃん!」
「そうそう、露出狂の梨沙ちゃんに、逮捕前の最後の露出をさせてあげてるんだから、感謝しなくっちゃ!(笑)」
「分かったらもっとお尻振って色っぽく歩いてよ、梨沙ちゃん!」
「どうせなら、その縄も解いてもらって、お尻の穴とあそこの穴もはっきり見せてよ!」
「いいね、梨沙ちゃんの素っ裸!(笑)」
「そうだ、露出狂の癖に隠すなよ!」
刑事が答えるよりも早くギャラリーが反応し、周囲はすっかり騒然となった。

 「おい、まだ抵抗するのか、谷村!」
梨沙の一言がギャラリーを扇動した形になり、前方の刑事が若干興奮して強い声を発し、縄をぐいっと引っ張った。
「お前、自分の立場分かってんのか。」
そう言いながら、わざと強弱を付けてその縄を震わせた。

 「あ、あうぅ・・・や、やめてっ」
前方の縄の振動によって秘裂とクリトリスに当てられた結び目が食い込み、梨沙は喘ぎ声を上げ、腰を悶えさせた。すると、後ろの刑事までが同調して縄を引っ張り、梨沙は前後のどちらにも動けず、全裸に縄を掛けられた姿で立ち尽くしたまま、更に尻の穴までを責められることになった。
「うっ、あ、あんっ、だ、だめ、や、やめて・・・ご、ごめんなさい、や、やめっ・・・あ、あんっ・・・」
白昼の遊園地の青空の下、衆人環視の中で恥ずかしい部分を責められて感じてしまっている姿を晒しているかと思うと、梨沙は頭の中が真っ白になり、気が遠くなりかけた。

 しかし全裸の美少女が意に反して快感に弄ばれて困惑している姿は、ギャラリー達にとってはあまりに魅惑的であり、その場の誰もが、その少女が更なる痴態を晒すことを望んでいた。大勢の中でこのコがどんな顔でイクのか、じっくり見てやりたい・・・

 そしてその願いに反応したかのように、大スクリーンの下部中央に、水色の字が表示された。
<梨沙ちゃんに絶頂ショーをして欲しいと思う人、いる?>
その文字は他の白い字と違って横に流れず、しばらく中央に光り続けていた。そのスクリーン全体には、梨沙の腰の前面がアップとなっていて、赤い縄が食いこんでいる様子がはっきりと映し出されていた。


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