PART 31(ba)

 「そ、そんな・・・」
一体この刑事は、私をどこまで辱めたら気が済むのか・・・
「そ、そんなこと、ここでは言えません・・・お願いです、取調室に、連れて行ってください・・・」

 「そうか、口では言えないのか・・・」
刑事は小さく呟くと、青木に小さく目配せをした。
「お前、手伝ってやれ。」
刑事が淡々と命じると、青木が梨沙に近寄っていった。

 「え、な、何ですか?・・・や、やめてくださいっ・・・」
今度は赤い縄を持って近付いてきた青木を見て、梨沙は首を振った。しかし、首と股に掛けられた縄で動きを封じられている梨沙にできる抵抗はそれだけだった。
「あ、青木さん! い、いや、いやですっ」
側に屈んだ青木が慣れた手つきで梨沙の左の太股に縄を巻いていくのを見て、意図を察した梨沙は悲鳴をあげた。

 「おいおい、お互い刑事さんには逆らわない方がいいと思うぞ。・・・これでよし、と。」
青木はそう言うと、梨沙の膝の近くに巻いた赤い縄の端を握った。ちらっと辺りを見渡してギャラリー達と視線を合わせ、ニヤリとして頷いた。
「それじゃあ、おしっこのポーズ!」
ぐいっとその縄を引き上げると、四つん這いだった梨沙の左足ががばっと開いて大きく持ち上げられた。鼠蹊部までもが完全に露わになり、おおっ!と歓声が湧いた。やだっ、やっぱり濡れてるっと女性たちの悲鳴とも嬌声とも取れる声が響いた。

「い、いやあっ」
大股開きの股間をギャラリーに向かって晒してしまい、梨沙は悲鳴をあげた。犬のおしっこポーズ・・・それは16歳の少女にとって、大勢の男女の前で見せるにはあまりに恥ずかしく、屈辱的な格好だった。それに、その太股には、愛液が流れた跡がいくつもの筋となって残っているのだ。
「や、やめて、放してっ、お願いっ!」
しかし、全裸で四つん這いになって足を持ち上げられて裸の股間を晒され、顔を真っ赤にしていやいやをするように首を振る美少女の姿はあまりにも魅力的だった。

 「ほら、顔をみなさんの方に向けろ!」
梨沙の首にかかった縄の橋を 端を持った刑事が、ぴんぴんとひっぱりながら梨沙に促した。
「露出狂のお前に付き合ってくれてるんだから、ちゃんとみんなの目を見て、にっこり笑ってお礼を言うんだな。」

 「・・・ぐっ、や、やめてください・・・あ、あんっ・・・わ、分かりましたから・・・」
あまりの異常な状況に羞恥と混乱で訳の分からなくなった梨沙は、刑事の命令に逆らうことはできなかった。梨沙はほとんど丸出しの秘部を見せている相手の群衆の方に顔を向けた。(・・・い、いや、そんな目で見ないで・・・)ニヤニヤと見つめる男女の多くの顔が目に入り、梨沙は片足立ちとなっている脚をがくがくと震わせ、体勢を崩しそうになった。
「・・・み、みなさん、り、梨沙の、ろ、露出狂の、趣味に、付き合ってくださって、ほ、本当に、ありがとう、ございます・・・う、ううっ」
モニター画面に映っている自分の姿が目に入り、梨沙は改めて自分の格好の卑猥さを思い知らされ、呻いてしまった。

 「・・・ふむ、まあいいだろう。」
たどたどしい声で恥辱の挨拶をさせられた美少女の裸身を見下ろし、刑事は頷いた。
「だが、お前が公衆の面前で絶頂に達する姿を晒して濡らしてる理由の説明をまだ聞いてないぞ。お前、さっきは何で触ってもいないのにイったりしたんだ? おっと、姿勢はそのままで答えろ。」
亀甲縛りで四つん這いにされ、犬のおしっこのように片足を上げさせられている美少女を見つめながら、刑事は冷酷な声で言った。
「納得できる理由を言うまで、ずっとその格好のままだからな。」 
ひい、恥ずかし過ぎっ、と女子大生風の女子達がくすくす笑う声が聞こえた。

 「そ、そんな・・・」
こんなのやっぱり絶対におかしい・・・梨沙はその言葉を口にできなかった。そんなことは百も承知で嬲っているのはもはや明白だった。しかし今は、悪徳刑事3人に抵抗する術はなかった。だけど、前後の秘穴にローターを咥えているなんて言えない・・・意地悪な好奇に目を輝かせているギャラリーを見ながら、梨沙はついに口を開いた。
「・・・あ、あの、その・・・は、裸を見られて、・・・き、気持ちくなってしまって・・・そ、そうなってしまいました・・・」
大勢のギャラリーがくすくす笑うのが見えて、梨沙は顔から火が噴き出しそうになるのを感じた。う、うそでしょ、こんなの・・・夢なら早く覚めて・・・

 「ほう!? お前は裸を人に見られるだけでイクのか? それじゃあ、修学旅行になんか行ったら大変だな。」
刑事が馬鹿にしたように言うと、ギャラリーもつられて笑った。

 「い、いえ、・・・お風呂ではみんな裸ですから・・・」
意地悪な言葉にも、梨沙は必死に言い訳をしなければならなかった。も、もう許して・・・梨沙は切なさそうな瞳で刑事を見つめた。

 「なるほど、周りのみんなが水着なのに、自分だけが素っ裸だから恥ずかしくて感じてしまい、ついには絶頂に達してしまった、という訳だな?」
刑事はわざと繰り返して、梨沙に頷かせた。
「・・・それなら、今はさっきよりもずっと恥ずかしい格好なんだから、当然イク筈だよな? 証拠として、このままイって見せろ。」
ぶっ、と堪えきれず吹き出す声があちこちで聞こえた。

 「そ、そんなっ!」
今度こそ耐えられなくなった梨沙は思わず強い口調になった。
「・・・お、お願いです、もう許してください・・・取調室で、罪は、認めますから・・・」

 「いや、そうはいかないな。」
全裸の美少女の哀願の表情を内心で堪能しながら刑事は冷淡に首を振った。
「後で君に、『密室の取調室で自白を強要された』とか言われたら面倒なことになるからな・・・陳述はここでしてもらうよ。それとも、さっきの言葉は嘘なのか?」

 「そ、そんなことありません、本当です・・・」
梨沙は混乱しながら首を振った。
「私、自白を取り消したりしませんから・・・」

 「そう言えば、さっきの前の1とか後ろの3とか言ってたのは何なんだ? 関係あるんじゃないのか?」
刑事は梨沙の言葉に耳を貸さず、畳み掛けるように言った。
「隠していることがあるなら、今のうちに言った方がいいぞ。」

 「し、知りません、そんなことっ!」
核心の部分に触れられ、梨沙は思わず声を上げた。それだけは絶対に認めることはできない・・・しかし次の瞬間、梨沙は悲鳴をあげて腰をびくんと震わせた。秘裂の中のローターがまた動き出したのだ。
「・・・あ、あぁ、あん、い、いやっ、やめてっ・・・」
梨沙は悲鳴を上げ、顔をあげて辺りを見回した。松木くん、いくらなんでもこんな時に動かすなんて、ひどい・・・ゆ、許して・・・モニター画面が視界に入ると、そこには<前の2>と青い字が表示されていた。

 「おっと、梨沙ちゃん、どうしたの、嬉しそうに腰振っちゃって?」
「前の2だって! 前ってどこのこと、梨沙ちゃん?(笑)」
「あ、新しく漏れて来てるっ! やだっ、この子、また感じてるっ!」
「その可愛い子ぶった喘ぎ方、なんかあざとい感じ。」
「これから逮捕されるってのに、男に媚売って営業するなんて、どういう神経?」
「ほんと、恥ずかしくってたまらないって顔しながら男達を見回しちゃったりして、本当は計算ずくなんでしょ?」
「もう、いいから早くイっちゃいなさいよ。ほら、後ろの3!」
最後の女性の言葉に合わせるように、モニター画面の表示が<前の2,後ろの3>に変わった。ギャラリーから歓声が上がり、梨沙の腰回りに一層視線が集中した。

 「・・・・っっっ! ん、ん、あぁぁぁ!・・・い、いやああぁ、あ、あっあっ・・・」
衆人環視の中、全裸亀甲縛りにされた美少女の体ががくがくと震え、絶叫のような喘ぎ声が晴天下の遊園地に響いた。開き切った股間を見せつけながら、膣の中とお尻の穴の中のローターを同時に振動させられる・・・その余りの恥辱と異様な快美感に梨沙は唇を半開きにしたまま、腰をいやらしく前後に振り立て、悶え、喘いだ。微かに残っていた理性も吹き飛び、今、自分がどんな状況で何をしているのか、分からなくなっていた。ただ、この快感に溺れてしまうのが怖いなやと同時に、抗しがたい魅力も感じてしまっていた。もういっそのこと、うんと恥ずかしい格好を見られて、思いっきり気持ちよくなりたい・・・

 「・・・は、はあ、はあ、はああ・・・え?・・・」
突然ローターの動きが止まり、梨沙は困惑した。少しずつ快感の波が小さくなっているが、まだまだ感じていて、腰はびくびくと震えている。しかし、官能に溺れて絶頂に達することはできない・・・ぼんやりとした視界に、徐々に大勢のギャラリーの顔が浮かんできて、皆が好奇の視線を自分に集中させているのが分かった。そして、モニター画面には自分の開ききった股間がアップになっていて、赤い縄が食い込んでぷっくりと膨れた秘丘、そこから次々に溢れる愛液がはっきりと映っていた。そしてその上に、信じられないほど卑猥な言葉が白い文字で流れていた・・・

 「・・・い、いやあっ! も、もういや、こんなのっ! 放してっ、放してくださいっ!」
信じられない程の痴態を衆人環視の中で演じてしまったことを悟った梨沙は、狂ったように首を振り、腰を前後に揺らしながら絶叫した。

 「おい、谷村、これ以上罪を重ねたら庇いきれないぞっ! おとなしくするんだっ!」
背後から刑事が駄々っ子を叱りつけるように厳しく言うと、梨沙の抵抗が収まった。
「さあ、前の2,後ろの3ってのは何か、説明してもらおうか。」

 「・・・そ、それは・・・」
梨沙は確信した。この刑事は、私がローターを入れられていることに、絶対、気付いている・・・それなのに、わざと私の口から言わせようとしているんだ、みんなが見ている前で・・・
「お、お願いです、許してください・・・」
梨沙は少し潤んだ瞳で刑事を見上げた。そしてその表情は、ギャラリーを改めてどきっとさせ、愛しさにも似た感情を引き起こした。

 「許してくださいって言われてもなあ、俺は刑事だから、そんな権限は無いんだよ。」
刑事は梨沙の言葉の真意を分かっていながら、とぼけて言った。
「うーん、まだ自供する気にならないか・・・仕方ないな、参考人から話してもらおうか。・・・おい青木、谷村の身体をこっちに向けるんだ。」

 「はい、分かりました、刑事さん。」
片やすっかり従順になっている青木は、梨沙の左膝に巻いた縄を外すと四つん這いにさせ、すぐに右膝を掴み、同じように縄を巻いた。
「・・・これでよし、と。さあ梨沙ちゃん、今度は右側の皆様にじっくりご覧いただくんだな。よいしょっ!」
青木が掛け声と共に四つん這いの梨沙の身体を少し傾け、浮いた右脚を大きく引き上げた。

 タイミングを合わせて、首の縄の端を持った刑事がグイッと引っ張った。
「ほら、お前を心配してくれてる参考人の皆様に挨拶しな。」

 「わ、分かりました、見ますから・・・」
四つん這いで首輪を引っ張られるかのような屈辱に耐えかねて、梨沙は仕方なく右側に顔を向けた。(参考人って?)
「・・・あ! い、いやっ、いやっ、いやあっ!」
目の前に立っている7人の男女を見て、梨沙はまたもや、悲鳴を上げて身体をばたばたさせた。しかし、その反応を予想していたかのように青木と刑事達にがっしりと押さえられ、梨沙は見られたくない部分を隠すことができなかった。
「お、お願い、見ないでっ、こんな格好・・・」
梨沙は現実から逃れようと、目をつぶってイヤイヤをするように首を振った。

 梨沙の右側の至近距離に並んでいたのは、F小6年1組時代の元同級生達だった。松木・横井・榎田の三人はニヤニヤ笑いながら梨沙の股間をまともに見つめ、玲子と愛子は好奇に目を光らせて梨沙の恥辱にまみれた顔を眺め、美由紀は顔を真っ赤にして俯き、福本は気まずそうに視線を逸らしていた。


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