PART 34(bba)

 これで許してもらえる・・・皆が待っていると、メールが着信した。

『先生、何だよ、そのいい加減な言い方は・・・やっぱり、写真と同じポーズとって、中のピンクまで確認してもらわなくちゃ駄目みたいだね、梨沙ちゃん(笑)。
 命令。今すぐ教壇に上がって、皆の方に脚を思い切り開いて座ること。両膝は立てて、脚がM字型になるようにすること。そして、自分でアソコを思いっきり開いて、奥まで良く見えるようにすること。セリフはもう分かるよね。
 それから、女子は出席番号の若い者から一人一つずつ、写真と比べて、オッパイの共通点を言うこと。男子達も同じく、オマンコの共通点を外側と中についてそれぞれ挙げること。それができたら、嘘をついたことに対する罰は終わりにしてあげるよ。』
さらに過激になったその命令を見て、女子達は小さく悲鳴をあげ、男子達は同情と抑えきれない期待の混じった複雑な表情を浮かべていた。

 こ、こんなの・・・い、いやあ・・・ついに泣き言を口にした梨沙だったが、もちろんそれで許される筈もなく、その格好のままで教壇に上がるしかなかった。そして、ブラウスを大きくはだけ、体育座りになったところで、あるはずもない救いを求めてクラスメイト達、そして西田の顔を見回した。(本当に、脚を開かなければだめなの・・・)

 それは16の少女にとって、この上ない恥辱地獄そのものだった。確かにその姿を写真に撮られてしまったが、その時梨沙は意識が無く、無理やりさせられたのだ。しかし今は、授業中の教室で、クラスの皆が見ている前で、自分から性器を見せつけなければならない・・・しかもその奥、膣の中まで・・・

 「梨沙ちゃん、頑張って!」
頭の中が真っ白になりかけた梨沙に向かって、岩本が場違いな応援の声をかけた。(あはは、生意気だった梨沙ちゃん、ついにクラス全員の前でM字開脚でオマンコの奥までぱっくり開いて見せるのか・・・しっかり撮ってあげるからね(笑))

 (・・・う、嘘、こんなの、夢、でしょ・・・)
もはや岩本を睨む気力もなくなった梨沙は、熱い息を続けて吐き、体育座りの姿勢から少しずつその脚を開いていった。
(お願い、夢なら、早く醒めて・・・)
最前列で頬を染めながら凝視する生徒達の顔がぼんやりと視界に入り、梨沙は身体をびくびくと震わせた。

 しかしそれは紛れもない現実であり、梨沙はそのまま脚を120度近くまで開かなければならなかった。もはや内ももの筋がぴんと張り、これ以上開くことは無理だった。そしてそこまで開かれると、梨沙の薄い恥毛では、大陰唇もその間の溝も隠すことはできなかった。生徒達は絶句して、生徒会長の剥き出しの秘部を凝視していた。

 「それくらいでいいよ。それじゃあ、その中がよく見えるようにして。」
真正面でカメラを構えた岩本が、わざと事務的な口調で言った。
「ほら、早くして!」

 「え、そんな、岩本くん・・・」
いつもだったら岩本の言葉などに取り合うことはない梨沙だったが、信じられない羞恥責めの連続に晒されて意識がぼうっとなった今では、それが絶対の命令のように感じられた。
「・・・あ、ああ、で、でも、こんなの、いや・・・う、ううぅぅ・・・」
梨沙は、M字に脚を開いたままで、両手を股間に当て、大陰唇をぐいっと左右に割り開いた。

 そしてついに、K附きっての美少女は、教壇の上でのM字開脚ポーズを完成させた。
「・・・り、梨沙の、オッパイと、お、オマンコ、どうぞ、写真と、見比べて、ください・・・」
梨沙は血が出そうなくらいに強く唇を噛みながら、吐き出すように恥辱の言葉を口にした。(嘘、こんなの嘘よ・・・)さっきから何度もそう言い聞かせている梨沙だったが、もちろんそれが現実であることも分かっていた。

 教室の中は、またもや重苦しい沈黙に包まれた。先週までは笑顔で会話を交わしていたクラスメイトが、今は教壇の上に上がって上半身は乳房丸出し、下半身はM字に開いて、秘裂の中の生々しいピンクの襞までを見せつけるという凄絶な姿を晒してるのだ・・・もちろん男子達は、女性のその部分を生で見たのは初めてだった。そして女子も、自分のその部分をここまではっきりと見たことはなかった。清楚で理知的な梨沙とはまるで別の生き物のようにヒクヒクと淫らに煽動するその肉壁を見つめ、クラスメイト達は棒を呑んだように固まっていた。

 そして、時間にすればほんの十数秒であったが、梨沙にはそれは永遠にも感じられた。
「お、お願い、青木さん・・・私のオッパイと、写真を比較して・・・共通点を言って・・・」
女子の出席番号1番の青木を指名した。それは耐え難い恥辱だったが、そうしなければ、この姿を晒し続けなければならないのだ・・・

 「あ、うん、・・・」
指名された青木香奈は、慌てて立ち上がった。
「あ、あの・・・乳房の形が、どちらも綺麗な釣鐘型だと、思います・・・」

 「あ、ありがとう。それじゃあ次、赤井さん、お願い・・・」
梨沙は首筋までピンクに染めながら言った。目の前にいる友人達はいつもの制服姿なのに、自分はノーブラノーパンになり、乳房と股間を見せつけているのだ・・・(は、恥ずかしい・・・)そしてその時。梨沙は、ジーンと身体が熱くなるのを感じて少しと惑った。(え、いやっ、嘘・・・?)

 そして次に指名された赤井由佳もウブなタイプだった。写真と梨沙を何度も見比べ、恥ずかしそうにもじもじとしてから、ようやく言葉を発した。
「え、えーと、あの・・・やっぱり、その・・・乳輪の色と大きさが、綺麗なピンクで、小さめで・・・写真と、同じだと、思います・・・ごめんね」

 「はい、乳輪ね・・・じゃあちょっと、アップで撮って、検証しなくちゃね。」
由佳の言葉が終わるや否や、岩本が梨沙に近寄り、カメラでその乳房を思い切り接写した。
「ごめんね、梨沙ちゃん・・・アイリスの方でも検証できるようにしなくちゃいけないから」
恥辱に震える梨沙の顔を見ながら、岩本は淡々と言った。

 その次、3人目の伊藤恵子は、梨沙に指名される前に立ち上がり、すぐに乳首の色と形が写真と同じであることを指摘した。梨沙は友達のせめてもの配慮に内心で感謝した。

 しかし、困ったのは4人目の宇野遥だった。乳房・乳輪・乳首と指摘されてしまっては、他に類似点を指摘するのは難しかった。困惑している遥に岩本がそっと耳打ちすると、その少女の顔がぱっと赤く染まった。え、そんなの、可哀想だよ・・・小さな声でそうつぶやいたが、他に思いつかなかったため、その言葉を口にするしかなかった。
「あの・・・乳首が、・・・勃っているところが、似ていると、思います・・・」

 「いやっ、そ、そんなっ・・・」
恥ずかしい身体の反応を指摘され、梨沙は思わず悲鳴をあげかけた。しかし、岩本がにやにやして乳首を接写するのを見ながら、がっくりと首を垂れるしかなかった。確かに、梨沙の乳首は、軽く勃ってしまっていた。嘘、私、興奮なんか、していない・・・

 しかし今の梨沙に、そんなことで恥じらっている余裕はなかった。次は、男子に、秘部を見て、比べてもらわなければならないのだ・・・も、もういやあ・・・しかし容赦なく、岩本が次のセリフを耳元に囁いた。
「そ、それでは、今度は、・・・梨沙の、お、オマンコを、写真と比べて、ください・・・まず、相原くん・・・」

 「あ、う、うん・・・」
指名された相原は、慌てて立ち上がった。相原は数学に関してはクラス1の成績で、梨沙とはいつも数学の解き方を議論する仲だった。その梨沙の股間を、面と向かってまともに見つめることができなかった。
「う、うん・・・あの・・・」

 「おい相原、早く言ってあげないと梨沙ちゃんずっとこのままなんだぞ。可哀想じゃないか。」
岩本がもっともらしく言うと、相原の肩を叩いた。
「スカートの陰で暗くてよく見えないんだろ? もっと近づいて見れば分かるって。」
岩本はそう言うと、相原の肩を掴んだまま、梨沙の正面に来させ、股間の正面30センチのところに顔が来るようにした。
「ほら、これがさっきの画像。コラかどうか、アソコをじっくり比べて見ろよ。」

 ひ、ひぃぃ、と梨沙が掠れ声で悲鳴をあげた。仲良くしていた男子に至近距離で秘部を見つめられる!・・・信じられない恥辱に、電流のような刺激が全身を駆け抜けた。そんな距離から見られたら、毛穴の一つ一つまで見えてしまいそうだった。

 「あ、うん、分かった・・・あの、毛の、生え方が、そっくりだよね・・・どっちも薄いし、細い楕円型で、大きさも同じだし・・・」

 相原の冷静な言葉が聞こえると、梨沙の顔が火を噴きそうなほどに真っ赤になった。見られてる、相原くんに、こんなに近くでじっくりと・・・
「あ、ありがとう、相原くん・・・それじゃあ、次、鮎川くん・・・」

 あと5人、男子達を指名し、開き切った秘部を至近距離で見られ、じっくりと分析されなければならない・・・梨沙はまた、ぼうっと意識が遠くなりかけた。

 しかし、梨沙の恥辱地獄は、まだまだ始まったばかりだった。

 そして鮎川は、しばらく梨沙の秘部をじっくり観察したあと、困った口調で言った。
「あのさ・・・あの、この周りの部分の、ぶっくら膨らんだところが似ていると思うんだけど、何て言ったらいいのかな?」

 「あ、鮎川くんっ?!」
鮎川は、いつも男子の中で猥談をしている存在だった。そして梨沙は、何度かクラス会でそのことを問題に取り上げ、鮎川を名指しで注意したことがあった。(ひどい、鮎川くん、知ってる癖に・・・)
「そ、それは、大陰唇、です・・・」
屈辱にまみれながら、梨沙は恥ずかしい部分の名前を口にするしかなかった。

 「え、だいいんしん、って、どういう字を書くの?」
ちょっと、やめなさいよ、と女子達が憤るのを聞き流し、鮎川はにやけて言った。
「納得できないと、俺、ちゃんと答えられないよ」

 (ふ、ふざけないでっ!)しかし鮎川が答えてくれなければ、女性として最も恥ずかしいこの格好をやめられないのだ。
「大きな、陰の、唇、よ・・・」
梨沙は顔が燃えるように熱くなるのを感じながら、何とか言葉をひねり出した。

 「へーえ、なるほど、陰にある大きな唇かぁ、確かに大きく開いた唇に見えるねえ」
鮎川は秘裂が開いたことわわざと揶揄しながら言った。
「大きい唇って名付けるってことは、小さい唇もあるの?」

 「あ、鮎川くん!・・・」
梨沙は思わず睨みかけたが、鮎川のにやにやした視線が自分の股間に注がれていることを思い知り、言葉を続けられなかった。
「あ、あるわ・・・」

 「へえー、どこに?」

 「・・・大陰唇の、中にあるわ・・・今広げているところ・・・」

 「あー、このピンクのちっちゃな唇!? ね、このぴくぴく震えてるとこだよね?」

 「そ、そう、それです・・・」
(あ、鮎川くんっ!・・・絶対に、許さないんだから・・・)


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