PART 40(bbbaa)

 N高の女子達にとって、それは驚愕の連続だった。パンティを丸出しにさせられて羞恥に震えていた梨沙が、いきなりパンティを脱ぎ、大股開きになったのだからそれも当然だった。通学中の電車の中で下半身を自ら丸出しにして、無毛の秘部をガラス越しに外に向かって公開している・・・誰もそこまで命令していないのに・・・やっぱりこの子、本当に変態なんだ、可愛い顔して、優等生ぶっている癖に・・・あっという間にそんな共通認識が形成された。

 「うわ、すっごい、なんて格好してるんですかあ、天下のK附の生徒会長様が?(笑)」
「すっごーい、あそこが完全に丸出し! ねえ、恥ずかしくないの?」
「いくらなんでも、がに股は無いでしょ。しかも剃ってるし(笑)」
「あのさあ、私達、確かに協力してあげるって言ったけど、そんなに見せつけなくてもいいんじゃない?(笑)」
「へえ、自分の靴に付けたカメラで下からアソコを撮ってるんだ。良かったね、今まではこんなに大胆なこと、できなかったでしょ。(笑)」
「そんなに撮りたいんだったら、こっちのカメラでも撮ってあげるよ。じっくりね。」
最後の言葉は彩子だった。その手に持った梨沙の携帯端末のレンズを梨沙の下半身の前に回し、恥ずかしい部分をじっくりと撮影していった。

 すっかり高速に達した電車は、ゴオッという低い音を継続して響かせながら順調に走っていた。天気は快晴で、大きく開かれた扉の窓の向こうでは、朝日を浴びて光る町の景色が高速で飛び去っていた。

 いくら日陰で暗く、ほんの一瞬であるとは言え、一体何人の人の前にこんな姿を晒してしまったのか・・・早く、早く終わって・・・

 しかしその時、電車が減速を始め、再び通過駅に差し掛かっていることを知らせた。ぼうっとしかけていた梨沙の表情がさっと強張った。
「いや、だめっ!」
梨沙は小さく悲鳴を上げ、思わず両手で股間を庇った。

 しかしそれは、また同じやりとりを招いただけだった。すかさず黒川がインカム越しに両手を外すように命令し、梨沙は躊躇いながらも結局は従うしかなかった。そして、事情を知らないN高の女子達には、梨沙が躊躇いながらも、結局は自ら無毛の秘部を向かいのホームに向けて公開しているようにしか見えず、すっかり軽蔑と嘲笑、好奇の視線で梨沙を見るようになっていた。
 うっそー、最低っ!、やだっ、信じられなーい・・・向かいのホームに無数の人が立っているのをぼうっと眺めながら、梨沙は身体の奥がジンと熱くなり、目の前に虹色の光のようなものが見えるように感じていた・・・

 急行電車はようやく、梨沙の乗車駅と渋谷駅の中間点にある駅に差し掛かっていた。そして、梨沙の下半身を他の乗客の視線から守ってくれているN高の女子達は、梨沙の携帯端末を回して、下半身を撮影した動画をみてはきゃあきゃあ、クスクスとはしゃいでいた。

 また、この格好のままで通過しなければいけないのね・・・梨沙が悲壮な覚悟をしていた時、
「きゃあっ、何これぇ!」
と小さな悲鳴が背後から上がり、周囲の乗客達の注目を集めた。

 (ひっ!)梨沙はびくっとしたが、両手で恥ずかしい部分を隠すことは必死に堪えた。
「お願い、隠しててください・・・」

 「あ、ごめんごめん・・・だけどさあ・・・」
後ろの女子高生はそう言いながら、梨沙の背中を小さく突ついた。
「ねえ、梨沙ちゃん、アソコがぐっしょり濡れてるでしょ。ほら、はっきり映ってるよ。」

 「う、うそ・・・」
まさか、そんな・・・梨沙の顔が小さく引きつった。でも、身体の奥がジンジン熱くなっているのは事実だった。遊園地で全裸で園内一周電車に乗せられ、何周も引き回された時のように・・・

 「え、見せてぇ・・・あ、ほんとだあ」
梨沙の右隣に立っている彩子が携帯端末を受け取り、まじまじとその画面を見つめた。
「ほら見て、何かすっごくいやらしいよ、梨沙ちゃん!」

 「え?・・・あ、あ、いやっ!」
携帯端末の画面一杯に映し出された自分の秘部を見て、梨沙は小さく悲鳴をあげた。確かにその中心の秘裂からは、透明な粘液が溢れているのがはっきりと映っていた。それは、梨沙がこの状況に興奮してしまっている証だった。梨沙はまた、身体全体がかあっと熱くなるのを感じ、全身をびくっと震わせた。
「・・・あっ! だ、だめっ」
愛液が一気に湧き出し、がに股に開いた股間の中心からとろりとたれ落ちるのを感じ、梨沙は首を振った。

 『お! すごいな梨沙ちゃん、今度は電車の中でマン汁垂らしかよ!』
靴先に取り付けられているカメラでその様子を見ていた黒川が、下品な言葉でからかった。
『電車の中でアソコ丸出しにして、触ってもないのにだらだら垂らすなんて、お前、ほんとに露出狂の変態だったんだな!・・・大したもんだ、立派な露出AV女優になれるぞ(笑)』

 「あ、ああ・・・だ、だめえ・・・」
卑猥な言葉で嬲られ、梨沙の身体がまた反応してしまった。意識するほどに、愛液がさらに続けて溢れ出し、梨沙の股間からはポタッ、ポタッと透明な粘液が連続して落ちてくるようになっていた。

 「・・・やだあ、そんなに嬉しいの、梨沙ちゃん?」
彩子が心底呆れたといった声で言った。
「・・・分かったわ。じっくり撮ってあげるから、アソコの奥まで、手で開いて見せて。ちゃんと撮ってあげるから。」

 「そ、そんな!・・・で、できません・・・お願い、許して・・・」
梨沙は固く目を瞑ったまま、首を左右に振った。ここは朝の通勤電車の中なのだ。いくらなんでも、女性として最も恥ずかしい部分を奥まで晒すなんて、できない・・・

 しかし、美少女の抗いは、N高女子の嘲笑を誘っただけだった。
「あのさあ、今さら何言ってるの、梨沙ちゃん。今、あんたがしてる格好って、普通の女子高生には絶対、死んでもできないですけど?」
「電車の中でアソコ丸出しにして、露出の快感でぐしょぐしょにしてる癖に、今さらそんなこと言ってもねえ(笑)」
「そもそも自分からショーツ脱いだんじゃない。それで、ガニ股になったりして・・・ほんと、変態!(笑)」
「ほら、早く言うとおりにしないと、この動画、あなたのアドレス帳に載ってる人全員に送っちゃうよ?」

 「そ、そんな! やめてください、そんなこと!」
恥ずかしい動画を知り合い全員に送られる!・・・梨沙はあまりの事態に顔を引きつらせた。そうだ、携帯端末を取られているということは、そういうこともできるということ・・・クラスの友達や生徒会の役員、部活メンバー、そして家族が携帯端末で自分の痴態を見て驚愕する姿を想像し、梨沙は破滅の予感にカタカタと足を震わせた。
「・・・わ、分かりました! 言われたとおりにしますから・・・」
梨沙は恥辱に唇を噛みしめながら、両手を下ろして秘裂の両側に当て、徐々に力を込めていった。

 『おっ、すごいな梨沙!、脱ぐだけじゃ満足できなくて、奥までおっ広げか?』
インカムから黒川の半笑いの声が聞こえた。
『結構明るいな。はっきり見えるぞ、お前のワレメの奥まで。』

 (い、いやあっ、そんなこと言わないで・・・私、何をしているの・・・)
電車はちょうど、通過駅に差し掛かったところだった。梨沙は薄く目を開け、向かいのホームに大勢の客がいるのを見ると、慌てて瞼を固く閉じた。思わず手を秘部から離そうとしたが、すかさず複数の指で背中をつつかれ、秘裂を開いたまま扉のガラス窓の向こうに向けて晒しているしかなかった。外気が膣の奥まで侵入してくるのを感じ、梨沙は顔を真っ赤に火照らせ、熱い息を吐きながら、じわじわと愛液を漏らしてしまっていた。ひえー、すっごーい、梨沙ちゃん、という女子高生達の囁き声がさらに恥辱を煽った。
(お願い、早く走って。早く通過して・・・)

 しかしその時、予想外の事態が発生した。駅を通過するため少し減速したはずの急行電車がそのまま減速を続けていったのだ。(え?・・・)梨沙は不審に思い、さらに固く目を瞑った。高速で通過すると思ったから何とか耐えられたのに、こんなにゆっくりでは・・・もし、向かいのホームの人がじっくりとこっちを見ていたら・・・

 急行電車はさらに減速を続け、もはや止まる寸前になっていた。そして、落ち着いた男性の声の車内アナウンスが聞こえてきた。
『えー、乗客の皆様にお知らせします。ただ今、前方の信号機から停止信号を受けたため、こちらでしばらく停車いたします。原因は現在不明ですが、分かり次第お知らせします。・・・乗客の皆様にはお忙しいところご迷惑をお掛けしてしまい、お詫びいたします。大変申し訳ございません・・・』

 急行電車はついに完全に停止してしまった。
(ひ、ひぃぃ!、い、いやああ・・・)
梨沙は固く目を瞑りながら、内心で悲鳴をあげた。今自分は、スカートを脱がされ、パンティを左足の太ももに絡ませた状態で、下半身を丸出しにしていて、さらには自分の両手で秘裂を大きく開かされ、女性の秘奥まで晒しているのだ・・・見えちゃう、向かいのホームの人に・・・
「お、お願い、動き出すまで、許して・・・」
梨沙は周囲の女子高生達に掠れた声で懇願した。あまりの緊張の連続に、喉はもうカラカラだった。

 しかし、女子高生達は非情だった。
「大丈夫よ、これなら向かいのホームからは絶対に見えないから。こっちは日陰だしね。」
「それに、各駅用と通過電車用の二つのレールが間にあるから、向かいのホームからは大分遠いよ。」
「そうそう、なんなら目を開けて確認しなよ。まあ、目が合っちゃっても責任取らないけど(笑)」
「そんなことより、いいって言うまで手は絶対に離したらだめよ。」
「それからさ、そんな嫌そうな顔しないで、にっこり笑ってくれない? それじゃあ、私たちがあなたを苛めているみたいじゃない?」
「そうそう、あなた、自分からショーツ脱いでガニ股になったんじゃない。ほんとは嬉しいんでしょ、電車の中でこんな格好できて?(笑)」
「ほら、もっと大きく、ぱっくり開いたままにしなくちゃ!」
女子高生達は面白がって、梨沙の背中をつつき、裸の下半身を露出したまま秘裂を開くポーズを続けさせた。

 『おいおい、よくやるなあ・・・いつまでおっぴろげてるんだ?・・・ぐっしょり濡らしちゃって、恥ずかしくないのか? まあ、好きなだけ楽しむんだな。』
インカムからは、黒川の呆れたような呟きが聞こえてきた。黒川からすれば、羞恥責めのつもりでパンティ脱ぎを命令したのに、梨沙が自ら秘奥まで見せつけているのだから、呆れるのも当然だった。

 (いや、いや、こんなのいや! 違う、好きでやっているんじゃない・・・恥ずかしくて死にそうなのに・・・)梨沙は黒川と女子高生達に交互に責められ、もはや訳が分からなくなっていた。それに、愛液がどんどん溢れ出してくるという自分の身体の反応にも困惑していた。違う、私、喜んでなんかない、のに・・・自ら秘裂を開いたまま、梨沙は固く目を瞑り、首を小さく振り続けていた。

 『えー、ただいま情報が入りました。信号機に何らかのトラブルが発生しているとのことです。ご迷惑をお掛けして恐縮ですが、今しばらくお待ちください。』
再び車内アナウンスが流れると、乗客達は思わず溜め息をついた。梨沙もまた、この羞恥地獄が続くことにかっくりしていた。

 そしてその時、重大な事態が発生していることに、梨沙は気付いていなかった。

 梨沙達の電車の隣の線路に、下りの急行がゆっくりと減速しながら滑り込んできていた。そして、梨沙達が乗っている上りの急行電車の一番後ろの車両の向かい合わせに、下りの急行電車の一番前の車両が止まった。向かいの電車に乗っていた乗客達は、向かいの電車の窓際で、女子高生が下半身を丸出しにし、両手で秘裂を開いている姿を目の当たりにし、驚愕で言葉を失っていた。


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