PART 48(ba)

 それからは、梨沙にとってまさに悪夢の時間だった。もはや通常の登校の時間になり、生徒達や教師達が続々と来るのに、梨沙は全裸で腰を掲げ、脚を思い切り開いたポーズのまま、固定され続けていたのだ。そして皆、朝礼台の周りの人垣に気が付くと、何、どうしたの、と言っては近くに来て、自分のあまりに卑猥で恥ずかしい姿を見て絶句するのだ。さらにその後、朝礼台の側面の貼り紙を見て再度絶句するのも皆同じだった。ただ、そこからの反応は十人十色だった。クスクス笑って立ち去る女子・・・嘘、信じられない、と嘲りと蔑みの眼で見る女子・・・嘘、絶対嘘、と涙目になる女子・・・興味津々で股間を覗き込み、あれこれ批評する男子・・・黙ってにやにや笑い、パシャパシャと写真を撮る男子・女子・・・校庭の一番目立つ位置で全裸の晒し者にされ、登校する生徒全員に鑑賞される・・・梨沙はあまりの屈辱に、歯を食いしばって耐えることしかできなかった。

 梨沙にとって更に不可解なのは、教師達の反応だった。皆、最初は大声を上げて生徒達を叱りつけようとするのだが、その紙を見ると困惑した表情に変わり、その場に立ち尽くすのだった。しかし、玲奈達が紙を見ながら何か囁くと、戸惑った様子のまま、梨沙を置き去りにして校舎に入ってしまうのだ。


 ーーー実は、その紙の内容は以下のものだった。それは、ミサトとユウカが梨沙を恥辱地獄に堕とすための決定的な道具だった。
『私、谷村梨沙は、本当は露出狂の変態です。実は今まで、男の人に裸を見せるエッチなアルバイトもしていました。証拠の名刺、沢山刷りましたので、私の鞄から一枚ずつ、持っていってください。今日は、おまんこを少しでもよく見てもらいたくって、毛を全部剃って来たので、皆様、どうぞよくご覧ください。
なお、鍵で外す以外の方法で手錠を外すことや、私の身体が見えないように布や壁で隠すことはしないでください。その場合、私の今までの露出プレイ全てと、今のこの姿の動画が、露出プレイの友達の手で、ネットに公開されてしまいます。警察など学校以外へ助けを求めた場合も同じです。今日は一日、私に関わりなく、通常のスケジュールどおりの活動をしてください。少しでも変更したら、私とK学園の名誉が著しく傷付けられることになります。
 なお、この紙の内容は、私には決して教えないでください。』


 そして梨沙が数百人の生徒の見せ物になっている間、職員室では緊急会議が開かれていた。テーマはもちろん、梨沙を助けるべきか、紙の指示を守って放置しておくべきか、だった。女性教師達は目に涙を浮かべながら梨沙の身体を一刻でも早く隠してあげるよう訴えたが、校長や教頭が同意しなかったのだ。もし、あの紙が本物で、少女が全てを晒した姿がネットに流れてしまったらどうするのか、というのが校長達の理屈だった。しかしその実は、梨沙の心配よりも、K学園の名誉を毀損した責任を問われるのが怖いという保身そのものだった。可哀想だが、今日一日、放っておけばよいのだ・・・最悪のケースでマスコミにばれたとしても、梨沙の心配をして紙の指示どおりにせざるを得なかったと言えばよい・・・


 そしてその数分後、梨沙にとって更なる試練が訪れた。今日は月に一回の全校朝礼の日だったのだ。普段通りの行動を、と指示されているのだから、校庭での朝礼を行わない訳にはいかなかった。それはすなわち、梨沙が裸の下半身を掲げている朝礼台を見るように、全校生徒が整列するということだった。

 「うわ、まだやってる・・・すっげえ、何だ、これ?」
「ほんと、アソコの穴まで丸出しってすごいよな! しかも剃ってるし(笑)」
「ねえ、あれって本当に谷村先輩? 私、尊敬してたのに・・・」
「でもほら、この名刺とあのお尻、そっくりじゃん。おっぱいも乳首がピンクで同じだし。」
「ちょっと、何でそんなにじっくり見てるのよ、変態!」
「男なら目の前であんな格好されたら誰でも見るって。」
「そうそう、松川先生も思いっきり見て、立っちゃってたって話だぜ。(笑)」
「ねえ、あれって剃ってるんだよな、あそこの毛?」
「そうだろ、だってこの名刺の時は、こんな風に生えてたんだもんな。」
「あ、お前、名刺ゲットしたの? 見せて・・・え、この毛って、実物?(笑)」
「おい、特技フェラって何だよ? 谷村先輩、フェラまでしてくれるの?」
「え、何それ、名刺?・・・やだ、最低っ、信じられないっ!」
「今だって、好きでやってるんでしょ、あの格好? 今までの優等生ぶってたのは何だったわけ?」
「ほんと迷惑、なんでわざわざ中学に来てやるわけ? 高校で同級生に見せればいいじゃない?」
「いいじゃねえか、せっかくサービスしてくれてるんだから。お前ら中学生と違って、おっぱいもでかくていいじゃん。」
「ちょっと、何を・・・」
朝礼のために校庭に集合した生徒達は、目の前の裸の尻と亀甲縛りの名刺を眺めながら、この上なくはしゃいでいた。そしてほとんど全員が携帯を取り出し、パシャパシャと写真を撮ってはお互いに見せ合っていた。

 「おい、お前ら、静かにしろ!」
朝礼台に駆け上がった体育教師の大原が手を叩きながら大声を上げると、ようやく校庭の喧噪が静まった。睨みをきかせるように首を回して生徒達を見た後、大原は一枚の紙を掲げた。
「いいか、いつも言ってることだが、再度確認してもらうぞ。ここに書いてあるように、『携帯電話による他の生徒の撮影は禁止。撮影した画像を所有している者は停学、外部に配信した者は退学を含む厳罰に処する』・・・もし写真を持っている奴は今すぐ削除しろ。教室に戻ったらそれぞれの先生がチェックするからな。いいな、分かったな?」
体育教師はもう一度生徒達を見回すと、朝礼台から降り、その側面に今の紙を貼り付けた。それは、さっきの「梨沙からの露出狂告白の紙」の隣に貼られることになった。これが、学校側にできた精一杯の対応だった。ちぇ、まじかよ・・・と生徒達はぶつぶついいながら、携帯の写真を削除していた。

 そしてようやく、定例の月1回の全校朝礼が始まった。
「えー、みなさん、おはようございます。今日は、最近の中学生の風紀の乱れについてお話したいと思います・・・」
いつもどおり、校長が抑揚のない声で話し始めた。その単調で退屈な語り口は、生徒を立ったままで眠らせる最強兵器、と陰口を叩かれていた。

 しかし今日は違った。ほとんど全員の生徒が目をしっかり開き、意識を集中して朝礼台の方を見ていた。ただもちろん、その視線の先は校長の少し横、すなわち16歳の女子高生の剥き出しの尻に向けられていた。
 それは異様な光景だった。普段どおりの活動をすること、梨沙の身体を隠さないこと、との指示を守った結果、校長は、全裸で尻を掲げる梨沙のすぐ横に立って話をすることになったのだ。それは一見オブジェのようにも見えたが、羞恥と屈辱にプルプル震えていたため、更に中学生達の好奇の視線を惹きつけることになった。

 ヒソヒソ、クスクス・・・校長の単調な長話に混じり、生徒達の声が聞こえ、梨沙は意識が遠くなりかけていた。(う、嘘・・・これは、夢よね・・・だってこんなこと、現実の訳がない・・・)青空の下、中学生全員が集まっている前で開ききった股間を掲げ、女の子が絶対に見られたくない二つの穴までも皆の視界に晒している・・・それが今の自分の姿だとは、16の女子高生には到底受け入れられなかった。
 しかしそれはまた、遊園地での忌まわしい記憶を嫌と言うほど思い出させていた。そして、見られるだけで気持ちがよくなってしまって、愛液を垂れ流しながらイってしまったことも・・・(あ、ああ、駄目っ、それだけは・・・か、考えちゃだめ・・・)しかし梨沙は、身体の奥がじんじんとしてくるのを感じ、切迫感に囚われた。お、お願い、早く終わって・・・このままじや、私・・・

 しかし校長の話はいつもどおり脈絡もなく長かった。おそらくいつもの調子であと10分はしゃべるのだろう・・・そう思うと、梨沙は絶望的な気分になった。中学校の生徒全員が注目している中で愛液を垂れ流し、絶頂に達してしまったら・・・考えまいとするほど、その破滅のイメージが脳裏にこびりつき、身体の奥がじゅんと反応するという悪循環に陥っていた。

 そしてその一分後、さらに致命的な事態が梨沙を襲った。秘裂の奥に埋め込まれたローターが、突然振動を開始したのだ。
「・・・あっ、あんっ!」
梨沙は思わず小さな悲鳴を上げ、腰をプルプルと震わせた。(え、そ、そんな、ひどい・・・)

 「え、今、何か聞こえたよね?」
「うん、谷村先輩、あんっとか言って悶えてた(笑)」
「まさか、露出の快感に感じ過ぎちゃってるとか?(笑)」
「じゃあもっとじっくり見てあげようよ、今までお世話になったお礼も兼ねて(笑)」
前方の生徒達のそんなひそひそ話はあっという間に伝播し、梨沙の秘部を見つめる視線に一層力が入った。本当に、清楚で知的を絵に描いたような、あの谷村先輩が、露出の快感に悶えて声を出しているのか・・・

 そして、梨沙を襲った運命は更に非情だった。これ以上痴態を晒すまいと必死に歯を食いしばっていたのに、今度は、お尻の穴の中の「カプセル」が振動を開始したのだ。
「・・・う、うぅっ、・・・く、くくっ、・・・あ、あ、あっ・・・」
前後の穴の中を同時にかき乱され、梨沙は頭の中が一気に白い靄に包まれてくるのを感じた。こ、これは、「前の1,後ろの1」と同じだわ・・・フラッシュバックのように、梨沙の中で官能の記憶が蘇った。
(う、嘘、お尻には鍵が入っている筈なのに、どうして・・・)しかし、短期間に集中的に性感を開発されてしまった梨沙は、その振動の仕方をはっきりと覚えていた。間違いない、これはカプセルなんかじゃない・・・ひどい、騙したのね・・・始めっから、鍵なんか入っていなかった・・・

 しかし、梨沙がそう気付いたのを見越したように、二つのローターの振動が一気に激しくなった。「前の2,後ろの2」だ。
「・・・あ、あ、あんっっ! ・・・だ、だ、だめっ、い、いやあっ・・・」
中学の全生徒の前で全裸にされ、裸の下半身を晒し、二つの穴まで開いて見せつけている・・・あまりに異常な状況と、激しい性感への刺激に、梨沙の理性はついに敗北した。もはや、声を止めることはできなかった。そして、その腰は激しく左右、上下に振られ、それはあたかも更なる快感を求めている卑猥な腰振りダンスのようだった。
「・・・あっ、あっ、あっ、・・・い、いぃぃ、・・・だ、だめ、もう、あ、あ・・・」
梨沙はそれでも、ぎりぎりのところで踏みとどまっていた。い、いや、ここでイくのだけは、絶対に・・・
 
 「・・・えー、最近のマスコミ報道では、中学生の性の乱れが取り上げられ、しばしば問題となっております。・・・幸い、当校からそのような問題を起こす生徒は出ていませんが・・・」
青空の下、いつもの校長の毒にも薬にもならない話が延々と続いていたが、もちろんその内容に耳を傾けている者など一人もいなかった。もはや、校長の目の前のマイクに、梨沙の激しい喘ぎ声が混じって全校に聞こえていた。他の教師達は、あまりの事態に顔を強ばらせながら、校長の命令に背く勇気がないため、じっとその光景を見つめるだけだった。

 「せ、先輩、もうやめてください! 一体誰なの、こんなことさせているのは!」
突然、淫猥な空気を吹き払うような一途な少女の声が校庭に響いた。それは、1年生のバスケ部員、細川琴美の声だった。
「先輩、誰かにこうするように強制されてるんですよね? みんな分かってるくせに、どうしてじっと見たりできるの!? それに、先生達も見て見ぬ振りするなんて、ひどいです、いい加減にしてくださいっ!」

 一番可愛がっていた後輩の必死の声が聞こえ、梨沙の陶然とした頭に、一瞬理性がもどった。
「・・・こ、琴美ちゃん? あ、ありがとう・・・そ、そうなの、じ、実は・・・あ、あぁぁっっ、あ、あ、ああぁぁぁ・・・」
その瞬間、二つのローターが「前の3,後ろの3」の振動となり、梨沙はそれ以上の言葉を口に出来なかった。全身を駆け巡る快感の連続に、梨沙の脳裏に再び恥辱の、しかし最高に感じてしまった時の記憶と感覚が蘇ってしまった。あ、ああ、私、もう、・・・き、気持ちいい!・・・もう、どうなったって・・・

 「・・・あ、ああっ、あん、あん、あぅぅ、い、いい、も、もっと、もっとぉ・・・ああぁぁっ」
梨沙は思い切って首を曲げ、生徒達に顔を向けた。そのあまりに妖艶な表情と性器を同時に見せつけられ、皆が驚愕に固まった。
(やっぱりみんな、見ていたのね、梨沙のうんと恥ずかしいところ・・・)全校生徒が自分に視線を集中させているのが分かり、身体の奥底から例えようもない快感が湧いてくるのを感じた。さすがの校長も絶句し、もはやマイクから響いているのは、梨沙の喘ぎ声だけだ。み、みんな、見ているのね、私の・・・すっごく、恥ずかしい姿・・・もっと見て・・・もっと嫌らしい、本当の私の姿・・・

 「あ、あ、あんっ、あっあっ、い、い、いくぅ、・・・た、たにむら、りさ、い、いくぅぅぅ・・・」
梨沙はついに、中学校の全校朝礼の最中に、生徒と教師の全員が見つめる中、絶頂に達してしまった。理性を完全に吹き飛ばされ、官能の波に溺れて卑猥な姿を晒し尽くしてしまった美少女は、裸の股間を掲げた姿のまま、あどけない表情になって失神状態に陥っていた・・・

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 「あはは、あの子、ついにみんなの前でイっちゃったよ! ちょっと恥ずかし過ぎっていうか、普通そんなに感じないよね。(笑)」
「ほんと、いい気味! これでもう、『性の商品化反対』なんて一生言えないわね。」
さっきの車の中で中継画面を見ていたミサトとユウカは、画面の中の全裸の美少女の
姿を見て溜飲を下げていた。
「だけど、あの子のお陰で青木さん、人生めちゃくちゃにされちゃったんだもんね、このくらい当然よね。」
「そうそう、私たち二人とも、青木さんのこと大好きだったのにね・・・ふふ、これだけで許してもらえると思ったら大間違いよ・・・」

 ミサトとユウカはそれから一瞬沈黙し、再び目を合わせた。それじゃあ、最後ね・・・もっと恥ずかしい目に遭わせてあげる、梨沙ちゃん・・・(笑)


 そしてミサトが携帯電話を手に取り、ダイヤルを始めた。
「・・・あ、もしもし、○○署ですか? 今、K大附属中の横を通りがかったんですけど、何か、女の子が裸で朝礼台に縛り付けられているみたいで・・・」

 その横ではユウカが携帯端末のメール作成画面を開いていた。
「えーと、『こんにちは。私、谷村梨沙です。今まで、真面目で清純な振りをしていましたが、本当は露出狂で、素っ裸で縛られて男の人に見られながらイくのが大好きな変態です。それから、男の人のおちんちんをおしゃぶりするのも大好き・・・私の本当の姿、見てください。こんな私で良かったら、趣味に付き合っていただけると嬉しいです。』っと。・・・添付の写真は、おまんこつるつるのすっぽんぽんの写真と、この名刺の裏面と、オナニーしながらおちんちんをペロペロしてる写真でいいかな・・・あとは、今までの全部の写真と動画が見れるサイトのURLを載っけておいて・・・はい、梨沙ちゃんの携帯に登録されている全部のアドレスに・・・送信!(笑)」


 ・・・さらに、そのURLをあちこちの掲示板にも貼り付け、全ての復讐を終えた二人は、満足そうに笑みを交わし、画面の中の美少女の裸身とあどけない寝顔を見つめた。ふふ、幸せそうね、梨沙ちゃん・・・目が覚めたら、今度は連続絶頂ショーと両穴からの同時産卵ショー、させてあげるわ。知り合いのみんなが見ているサイトで生中継しながらね・・・もっともっと、恥ずかしい気持ちになれるわよ、たぶん一生ね・・・


(完) 【エンディング7:同窓会】


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