PART 37

「い、いやあ、来ないでっ!」
 迫ってくる男二人に、教卓の上の聡美は悲鳴を上げた。今度男二人に体を固定されたら、どんなに恥ずかしい格好をさせられるか分からない。しかし、教卓から降りることが許されていない聡美は、大股で歩いてきた二人に、両肩を大きな手でしっかり掴まれてしまった。恐ろしい予感に、聡美は思わず悲鳴をあげた。
「や、やめてぇっ!」

「よーし、いけぇ、福本! 一気に大股開きぃっ!」
「うわ、信じられねぇ! 授業中にクラス委員があそこ全開かぁ?」
「どうせなら、思いっきり、開いちゃってくれよぉ」
「そうそう、何たって露出狂なんだからなぁ、聡美ちゃんは」
「うんうん、このクラスでその欲望を満足させてやろーぜ」
 生意気だった美少女クラス委員に与えられる究極の羞恥刑の実行を前にして、男子達はこれ以上無いほどに盛り上がった。

「いや、聡美、本当に見せる気ぃ?」
「ちょっと、やめてよぉ。あんた、羞恥心ってものが無いのぉ?」
「本当は見せたい癖に恥ずかしいフリなんてしちゃってぇ。ほんと、どスケベねぇ」
「神谷君も遠慮いらないから、早く思いっきりやってあげて」
 女子達も、サディスティックな刺激に酔っていた。
(あらら、可哀想。今まで、つんけんしないでお友達作っておけば良かったわねぇ)
 美智代は、思い通りの展開に笑みを浮かべる。

「よし、じゃあ、聡美ちゃん、行くぞ」
「あんよをもっと開かなくちゃ、いけないものが取れないもんな」
「ひ、ひい! や、やめてぇぇ!」
 最後の聡美の声と同時に、その体は再び宙に持ち上げられた。

 クラス全員が見つめる中、教卓の上の聡美は、正座のまま持ち上げられた後、二人の男に一気に両脚を割り開かれた。次の瞬間、神谷が持っていた片脚を福本に渡した。福本はそのまま、聡美の体を大きく掲げた。つまり聡美は、幼児がおしっこをさせられるポーズで、クラスメイトと対面させられることになった。黒い翳りの中に赤い肉襞がちらちら見え、男子達の興奮のボルテージがふわっ、と上がるのが聡美にも分かった。

「い、いやあ、こんなのっっっ!!」
 聡美はあまりの恥ずかしさに首を振って絶叫した。丸出しの下半身を大きく開かれて、クラスメイトの視線に晒される……想像もできない程の羞恥に、聡美の頭の中は真っ白になっていた。
「お、お願い、も、もう許してぇぇ……」
 もはや悲鳴を上げる気力も無くなり、小さな声で哀願することしかできなくなった。

 あまりと言えばあまりの事態だったが、小田は飽くまでも冷徹だった。聡美が告発していれば、自分は失職させられるところだったのだ。いくら念を押しても押し足りない位だと思っていた。
「何言ってんのよ、白石さん。せっかく福本君が協力してくれてるのに、それは無いでしょ。ちゃんと、お礼を言いなさい! それから、眼をちゃんと開けて、みんなの方を良く見て言うのよ!」

「……は、はい。……福本君、神谷君、手伝ってくれて、あ、ありがとう……」
 秘部を丸出しにされたまま可愛い眼を開き、お礼を言わされる聡美……あまりに残酷な刑に、さすがの男子達もたじろいで沈黙してしまった。もちろん、その視線は聡美が最も見て欲しくないところから一瞬も離れなかった。

「いえいえ、どーいたしまして。それじゃあ、どうぞ」
福本はそう言うと、聡美をその格好のまま教卓の上に置いた。それはすなわち、いわゆるM字開脚に他ならない。
(さて、これからいよいよクライマックスって訳か。ちょっと可愛いと、いじめられちゃって大変だなぁ)
 少しだけ同情を抱きながら、福本はその手を離した。
「この姿勢じゃなきゃ、取れないからな。勝手に姿勢を崩したら、さっきの格好のままでクラス中を歩き回るぞ」
 福本は聡美の耳元でそう囁くと、席に戻った。

「あ、そ、そんな……」
あまりの異常事態に、聡美は言葉を失った。
(私は今、何て格好をしてるんだろう? これは本当に現実なの? 夢なら早く醒めて……お願い……)
 しかし、教卓に直に肌を触れる冷たい感触は、聡美の僅かな希望をあっさり覆すのだった。
「……い、いや……み、見ないで……」
 姿勢を崩すことも許されない聡美は、M字開脚で股間を晒した姿のまま、クラスメイトの方を見た。聡美の願いを聞き入れてくれているのは、薫だけだった。
(ああ、見られてる! 私の、丸出しのあそこ……もう、いやあ……)
 後ろ手で体を支えながら、聡美は上を向いた。

 美少女が強要されている、あまりの卑猥な格好に一瞬の沈黙した後、クラス中が大騒ぎになる。
「ひょえ〜、聡美ちゃん、やっちゃった〜」
「みんなの見てる前でお○んこ丸出しですかぁ? やるねぇ、クラス委員!」
「露出狂冥利に尽きますかあ?」
「しっかし、スケベなアソコだよなぁ。赤いの見せちゃってさぁ」
「これが聡美ちゃんのあそこかぁ。すっげぇなぁ」
「ああ、バレーボールの時は良く見えなかったもんなぁ」
「しっかし、こんなモロ見えにされて、恥ずかしく無いのかねぇ?」
 一斉に顔を見つめられ、聡美の頬は、火を吹きそうな程に赤くなった。
(いやあ、もう生きていけない……)
 聡美は、あまりの羞恥に絶望的な気分だった。

「ほらほら、何見せつけて喜んでるのよ! 露出狂だからって、もういい加減にして頂戴」
 呆れたように小田が言った。こんなシーンが万一他の教師にばれたら自分の立場が危なくなるところだが、その可能性がまず無いことは授業前に念入りに確認してある。
「あと一分よ。あんたが裸の下半身を見せびらかしたことを職員会議で報告してもいいの? それから、くどいようだけど、眼を閉じちゃ駄目よ!」

「……は、はい……」
 堅く閉じていた眼を開けると、整然と席に座ったクラスメイト達が身を乗り出さんばかりにして聡美の秘部を注視している姿が視界に入ってきた。心から楽しんでいるような高橋と眼が合ってしまい、聡美は慌てて視線を背けた。

 聡美は右手を後ろから外し、股間に伸ばしていった。とにかく、自分でローターを取らなければこの恥辱地獄は終わらないのだ。気力を振り絞ってその中指の先端を再び膣口に潜らせた。
「……あっ、あん……」
 強く噛みしめた唇から漏れた喘ぎ声に、男子達はごくりと生唾を呑み込んだ。憧れの美少女の疑似オナニーショーを眼前にして、興奮するなと言う方が無理だった。

「い、いやあ、見ないでぇ……」
 聡美はかすれたような声で哀願するが、もちろんそれで男子達が眼を逸らしてくれる筈も無い。眼を閉じることも許されない聡美は、女性として最も隠しておきたい部分にクラスメイト達の視線が集中するのを嫌と言うほど思い知らされながら、中指をさらに埋めていく。

「……ん、うぅ、……あ、……あはぁ……」
聡美は死ぬ思いで、中指の第一関節までを膣の中に入れた。しかし、まだローターには届かない。
(ああ、はやく……)
 聡美は頬を真っ赤に上気させ、更に中指を沈めていく。何も身に付けていない股間を大きく開き、秘部に指を埋める美少女の姿に、男子達の喉はからからになっていた。

「……んっ、んぐぅぅ……」
 一刻も早く恥辱地獄から抜けたい一心で、更に指を埋めていったが、より強くなる抵抗と快感に聡美はうろたえた。
(あ、あと少しよ……)
 聡美は必死に歯を食いしばり、ぐっと中指を押し込んだ。ようやく、中指の先端がローターの突起部に触れた。
「……んんっ、あはぁ……」
 自分の指でローターを更に押し込んでしまった聡美は、突然の快感に喘ぎを押さえきれない。すっかり上気して真っ赤になった頬に、数本の髪がほつれて貼り付いているのが、何とも言えず色っぽかった。

「さっとみちゃーん、一人で楽しんでないで、早く取って下さいよー」
「授業中にあそこ丸出しにしちゃって、良く平気でオナってられるなー」
「ほんっと、どスケベだなぁ。……風紀委員、何とかしてやれよ」
 憧れの美少女のオナニーショーを食い入るように見ていた男子達も、やや余裕ができて、からかいの声を上げ始めた。

「そうねぇ……白石さん、露出狂なのはよおっく分かったわ。これからもみんなで見てあげるから、今日はもう、その恥ずかしい格好、やめてくれないかしら? 普通、クラス委員が注意することだと思うんだけどねぇ……」
 美智代はのんびりした口調で、教卓の上の聡美に声を掛け、クラス中を爆笑させた。

 自分を恥辱地獄に突き落とした美智代の言葉に、聡美はカッとした。
「な、な、何をいってるのよ! も、元はと言えば……う、うはぁぁ……」
 気力を振り絞って美智代を睨み付けた聡美だったが、突然、大きく腰を震わせて呻き声をあげた。しばらく止まっていたローターが、今までで最大の振動を開始したのだ。
「ご、ごめっ、ごめんなさいっっ! ゆ、許して……ひぃっっっ!」
 聡美の体は腰を中心として、教卓の上で跳ね上がるようにのたうった。
「い、いやぁっ! たすっ、助けてぇ!」
 切迫した聡美の絶叫に、再び教室が静まった。いよいよ、あの瞬間が近づいている……指を自らの秘部に入れた姿を晒したまま悶える美少女クラス委員を前に、男子達の興奮も絶頂に達しようとしていた。

 そして、美智代は余裕の表情で、聡美の悶え狂う様子を眺めていた。
(あら、まだ反抗するつもり? ほんと、いい根性してるわねぇ。……それじゃあ、あとはどうしよっかなぁ……やっぱ、あれよね……ちょっと可哀想だけど)
「もう、うるさいわねぇ、早く取りなさいよぉ」
 そう言いながら、強にしていたローターのスイッチを止めた。
「それから、指は2本入れなきゃ取れないわよ」

「……は、はい……」
 自らの運命は美智代の気まぐれに支配されていることを思い知らされた聡美は、うなだれたまま、人差し指も膣に挿入しようとした。
「……ん、んっ、あぐぅ……」
 濡れた秘部に徐々に埋もれていく人差し指に、クラス中の視線が集中する。

「ひえ〜、2本差しかよ……あの、お高く止まった白石聡美さま、がねぇ……」
「露出狂っていうか、変態、じゃねぇの?」
「あの顔、見てみろよ、見られて感じてやがる……」
「ちょっとぉ、あんなスケベがいたら、他の女子が迷惑よねぇ」
「ほぉんと。一人の変態のために女子みんながあんなだと思われたら、たまんないわ」
 しかし、男子の嘲りも、女子のヒソヒソ声も、もはや聡美にはほとんど聞こえなくなっていた。



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