PART 47b
《しょうがないなあ、もう一回チャンスをあげようか?》
「声」がそう言うと、テーブルの下の棚から、ピンク色の楕円状のものが浮かび上がってきた。紐が付いていて、その先には鈴がぶら下がっていた。
《二カメさんはちょっと引いて、ワイプの中で麻衣子ちゃんの全身を映して。麻衣子ちゃんは少し足を広げてね》
「声」の意図を察し、ネット視聴者たちの喝采がさらに大きくなった。
次のニュースを栗山が読んでいる間、麻衣子は全国の視聴者に対し、屈辱のローター挿入ショーを披露することになった。乳首には2つの鈴付きクリップが付けられているため、身動きすることはできない。鈴の音が鳴ってしまったら、放送映像がジャックされているという建前が崩れてしまうのだ。
《それじゃあ、生放送中の女子アナが、ローターをアソコに咥えるシーンをご覧ください”
モニター画面に青文字が表示されると、麻衣子の顔がわずかに引きつった。すかさず、仮想映像なのになんで緊張してるの、とネット視聴者のからかい声が脳内に響いた。
《二カメさん、下半身をアップにして》
栗山のニュースの声が響く中、ワイプ画面の中の麻衣子の全身像が切り替わり、無毛の股間のアップになった。その下からは、ピンクローターが徐々に上がってきていて、まさに秘裂に触れようとしていた。
(お願い、やめて、入れないで……)
ピンクの文字がモニター画面に表示され、皆の嗜虐心を煽った。
次の瞬間、ピンクローターはくいっと持ち上がり、麻衣子の膣口を押し広げた。
(あっ、ああぁ……く、くうう……)
ピンクの文字が挿入の瞬間を知らせ、ネット視聴者たちが更に盛り上がる。アップにされた裸の腰が小刻みに震えるのがまた淫らな雰囲気を醸し出していた。
ピンクローターはそのまま上がり、麻衣子の腰の中に姿を消した。そして、そこから伸びた紐と、その先に繋がっている鈴が映し出された。
《本澤麻衣子、ニュースの生放送中に、アソコにローターを入れられちゃいました!》
ちゃかすような「声」の青文字が表示された。
《さあ、最後のニュース、噛まずに読んだら全部終わり! 頑張ってね!》
いよいよニュースコーナーの最後、麻衣子が4番目に読むニュースとなった。
このニュースさえ、噛まずに読めれば終わるんだから……乳首と膣の中の違和感をこらえながら、麻衣子はテレビカメラに視線を向けた。
「Y市で行われている高速道路の地下工事に伴って周辺の地域で地盤沈下が起き、住宅の壁にひびが入るなどの被害の情報が数十件寄せられていることがわかりました……」
張り詰めた空気の中、澄んだ美しい声がスタジオに響いた。
それは、あまりにも非日常的かつ刺激的な光景だった。清楚で知的な女子アナウンサーの代名詞的存在だった本澤麻衣子が、生放送のニュース番組の中で全裸になり、済ました顔でニュースを読んでいるのだ。しかも、両方の乳首には鈴付きクリップが付けられ、股間にはピンクローターが挿入され、そこからも鈴付き紐がぶらさがっている……しかも、ついさっきには、破廉恥なポーズで膣内や尻の穴まで晒している
放送画面の上部には、これが放送ジャックされた映像であり、実際には着衣している旨のテロップが相変わらず表示されていた。しかし、麻衣子の髪が乱れたことや、恥ずかしいポーズの時の表情、ニュースを何度も噛むこローター挿入時の腰の震えなど、疑惑を持つには充分な状況だった。地上波の視聴者も、ネット視聴者も、麻衣子がこのニュースを自然に読み切れるか、固唾を呑んで注目していた。
次の瞬間、突然画面にカーソルのようなものが表示された。それは、指の形をしていた。
《それではペナルティとして、今回はクリック責めをしまーす!》
モニター画面に青文字が表示されると、そのカーソルがすうっと動き、麻衣子の右胸の乳首の上で止まった。そこで指先がくいっと動いた。
同時に、麻衣子の目が見開かれた。
「……こ、この工事は、ことし、3月に開通した地下トンネルと地上の一般道をつなぐためのもので、んっ……」
指が二つに増えて、両方の乳首の上でクリックされた。指から逃れようと麻衣子は思わず身体を少しよじり、ちりん、と微かに鈴が鳴ってしまった。
<あれ、今鳴らなかった?>
<今度失敗したらペナルティーはどうなるのかな>
<二つの穴の中まで見せたから、今度はオナニーかな(笑)>
<野外露出してほしいな>
<渋谷の交差点で全裸インタビューとか(笑)>
「6年前からY市で進められていたものです。工事を施工している事業者は……」
ネット視聴者達の恐ろしい会話が脳内に聞こえて、麻衣子の声が少し震えていた。ふと見ると、周囲のスタッフ達も心配そうな顔で見ていた。しかし男性スタッフ達の視線は、クリップを付けられた乳房や、ローターを埋め込まれた秘部に集中しているように感じられた。
「早期に復旧工事を行うと共に、原因究明を図りたい、とのことです。一方、……」
平静を装って話していた麻衣子だったが、スタッフ達の雰囲気に違和感を覚えた。妙に数が妙に多いような……
(え、そんな……)
ニュースを読んでいる麻衣子の目が思わず見開かれた。
今、麻衣子の目の前には番組スタッフだけでなく、社長室、総務部、広報部の社員などが二十数名もいることが分かった。ほとんどが、業務上で何らかの接点がある顔見知りだった。皆、平静を装ってはいるが、好奇の色は隠し切れなかった。
『気にするな、みんな、業務上の必要があって、現場で何が起きているか、確認しているだけだ』
有川の声がインカム越しに聞こえた。
(確認してるって、裸で放送しているところを見物に来てるだけじゃない!)
麻衣子は内心で憤ったが、それよりも、こんな恥辱の姿を会社の知人たちにまともに見られる羞恥に震えた。しかし、生放送ではそんな素振りを見せることはできない。
「……被害に遭った家屋の住民の方々は、一刻も早い復旧を要望しています……あ、ん……」
いきなり両方の乳首を同時に弄られ、麻衣子は思わず声を漏らしてしまった。放送映像では、いつの間にか指のカーソルが2つに増えて、左右の乳首をクリックしていた。
<お、麻衣子ちゃんがクリックと同時に悶えた!>
<今からクリックするよ、って予告どおり!>
<これ、生放送だよな? こんな加工無理だろ>
<やっぱり、本当に裸で放送してるんだ、麻衣子ちゃん(笑)>
<絶対加工だと思ってたけど、自信なくなってきた>
(あ、だめ、ちゃんと読まなくちゃ!)
「現在、一部の住民の方は避難勧告を受け、知人宅に泊まるなどしているとのことです……あ、ああっっ!」
次の瞬間、麻衣子の両足がビクビクッと震えた。放送画面には麻衣子の全身像が映され、両方の乳首に加え、股間に第3の指が出現し、クリトリスを転がしていた。
「し、失礼しました……えー、か、監督官庁の……あ、あんっ……失礼しました、監督、官庁の……」
快感に悶える全裸姿を全国に生中継されながらも、麻衣子は驚異的な頑張りを見せた。必死にカメラを見つめて、原稿の続きを読もうとした。しかし、乳房を震わせ、腰をくねらせ、喘ぎ声でニュースを読む姿は、あまりにも淫らで、眼前のスタッフ達と関係部の社員達、全国の視聴者を刺激することになってしまった。
《がんばれ、麻衣子ちゃん》
脳内に楽しそうな「声」が響いた。
《特別に、最後はとちってもいいことにするよ。とにかく最後まで読み切ったら終わりにしてあげる》
えー、ずるい!、はんたーい、とネット視聴者達の抗議の声が続いた。
しかしそれは、麻衣子にさらに痴態を晒させるための罠だった。麻衣子が、顔を上げ原稿の続きを読もうとした瞬間、脳内に「声」が響いた。
《それでは、麻衣子ちゃんが咥えているローターのスイッチを入れまーす!》
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