PART 90(bbbbx)
大勢の男達に囲まれての、回転しながらの放尿ショーは1分以上も続き、梨沙を乗せた椅子は2回転以上することになった。
そして、やっと放尿が終わった時、梨沙はぐったりと椅子に頭をもたれかけていた。目の前には、相変わらず大勢の男達がいて、自分の全裸緊縛姿を楽しそうに眺めている。一体これは何なの?・・・どうして、こんなに大勢の人がいるの・・・ぼうっとしていた梨沙だったが、徐々に、男達の顔が鮮明に見えてきた。
(・・・!!)
目の前の3人の顔を見て、梨沙の顔が引きつった。冬木くんに、木戸くん・・・そして、柏原くん!? ど、どうして・・・
「はい、皆様お待たせしました!」
大きな明るい声と共に、若い女性が梨沙の前に現れた。それは、橋本くるみだった。
「それでは、アイリス映像主催の、大石すずちゃんファン感謝祭を開催させていただきます。オープニングの、どっきり放尿ショー、お楽しみいただけましたでしょうか?」
くるみの言葉に、ギャラリーが一斉にからかいの声を飛ばした。
「あはは、最高だったよ!」
「でも可哀想、すずちゃん、本当に恥ずかしがってたな!」
「アイリス映像は鬼だな、でも最高!」
「まさか、すずちゃんの生放尿見れるなんてたまんない!」
「モザイクなしのすずちゃんのアソコ、可愛いよ!」
「だけど、途中まで黙ってなきゃいけないの、辛かったなあ(笑)」
「亀甲縛りのすずちゃんが来たときはびっくりしたなあ」
「縛られて飛び出したおっぱいも最高!」
「でもやっぱり、すずちゃんはケツだよね!」
う、嘘でしょ、こんなの・・・至近距離からM字開脚緊縛姿を見られ、恥ずかしい言葉を浴びせられ、梨沙は目の前が真っ白になった。どうして、柏原くん達がいるの・・・こんなの夢よ、夢に決まってる・・・
「うふふ、ちょっとみんな、静かにしてくれる? すずちゃん、まだ事情が飲み込めていないみたいだから。」
くるみがそう言って悪戯っぽく笑うと、男達がヤジを止めた。
「・・・ごめんね、すずちゃん・・・実は、こういうことなの・・・」
くるみの話は以下のようなものだった。
・すずには、ファン感謝祭は来週と言っていたが、実は今日だった。
・ファッションショーに出演というのは実は嘘で、恥ずかしい姿で観客を楽しませる担当で、皆、それを知っていた。
・ショーが終わった後には、わざとすずを置き去りにして、隠しカメラで反応を観察していた。
・利尿作用のあるスポーツドリンクを飲ませ、トイレに故障の貼り紙をしておいたら、すずは見事に罠に嵌まり、外階段に出て行った
・後からトイレに行った女性も仕掛け人
・警備員二人ももちろん仕掛け人。全てはオープニングのどっきり放尿ショーをさせるための罠だった。
「・・・そ、そんな・・・」
あまりのも予想外の展開に、梨沙は全身が脱力するのを感じた。すずさん・・・私、一体何のために頑張っていたの?・・・
次の瞬間、梨沙の頭にあることが閃いた。と言うことは、柏原くん、木戸くん、冬木くんの3人は、大石すずのイベントに来ているつもりってこと!?
・・・一方、K附の男子3人組は、夢のような光景を心から堪能し、目の前のすずの裸をじっくりと見つめていた。
木戸「それにしても、生で見るすずちゃん、動画よりもずっと可愛いな。」
冬木「ていうか、女のアソコって、初めて生で見た。でも、梨沙ちゃんのと似てるな。」
柏原「まあ、あの時は赤外線透視で、ちょっとはっきりしてなかったけどな・・・」
木戸「でもさ、おっぱいも似てるよ・・・ほら、乳輪の大きさとか、小さめの乳首とか・・・」
冬木「お前、よく覚えてるなあ。学校でも、梨沙ちゃんのこと嫌らしい目で見てただろ(笑)」
柏原「おい、あんまり変な目で見るなよ! 俺の彼女なんだからな(笑)」
木戸「なら、お前はその彼女に見せてもらえばいいじゃねえか。こんなとこに来なくても(笑)」
柏原「いや、それとこれとは別で・・・」
「ちょっと、そこの3人! 私語が多いですよ!」
女性の進行役、くるみが笑いながら注意した。
「・・・それで、グループの代表者は、柏葉くんだっけ?」
「・・・は、はい?」
偽名を呼ばれた柏原は、大人の美女に声をかけられて緊張した声を出した。
「ぼ、僕が、かしわば・・・柏葉です」
「おめでとう! あなたたち、見事、すずちゃんの行動をぴったり的中させたわね。」
くるみが3人ににっこり笑いかけた。
「すずちゃんが控え室から出るかどうか・・・女子トイレに貼り紙があったら外階段に出るか・・・下の階で中に人の声がしたら、中に入るか、そのまま待つか、上に戻るか、さらに下の階に行くか・・・警備員に見つかったら逃げようとするか・・・全部正解したら、今日の会では特別待遇にするって約束だったわよね。」
(特別待遇って?)
梨沙は不審に思ったが、乳房も秘部も丸出しの状況では何も言う気になれなかった。何とかして、すずさんを演じ切らないと・・・それにしても、柏原くん、覚えてなさいよ・・・
あの、それって、俺たちも当たってますよー、と会場のあちこちから声があがった。
「そうなのよねえ・・・さっすが、みんな、すずちゃんのこれまでの作品を、全部、予約して購入してくれただけの大ファンね・・・ちなみにね、今日はそんなすずちゃんの大ファンを、30人だけ、特別に招待した会なのよ、すずちゃん?」
くるみはそう言うと、梨沙の股間に2本の人差し指を当てた。
「いつもお世話になっているお礼に、この中、ぱっくり見せてあげましょうね?」
次の瞬間、会場は大きな歓声に包まれ、一人の少女の悲鳴を呑み込んだ。くるみが秘裂を思い切り開き、中のサーモンピンクの襞を剥き出しにしたのだ。それは大スクリーンにもアップで映し出され、襞の一つ一つが淫らにうごめく様子までが皆に見られてしまった。
「あれ?・・・すずちゃん、すっごく、嬉しいみたいねえ・・・」
くるみがスクリーンを見て笑った。
「こーんなにぐっしょり濡らしちゃって・・・ファンの皆さんに生で見てもらえて、本当に良かったわね。」
梨沙が後ろのスクリーンを振り向いて悲鳴をあげると、会場が楽しい笑いに包まれた。
きゃあ、見ないで、と悲鳴をあげた梨沙だったが、微妙な心境の変化が生じるのを感じていた。女の子として絶対に見られたくない部分を見られて、すごく恥ずかしいんだけど・・・みんな、優しい目をしていて、暖かい雰囲気・・・何か、とても心地よいのだ。ファンの人って、いいな・・・
「はい、それでは今日の主役、大石すずちゃんから一言、挨拶をお願いします。」
「え、あ、はい・・・」
突然マイクを突きつけられ、梨沙ははっとした。そうだ、私は今、大石すずとして、ファンの皆の前にいるんだ・・・でも、何て言ったら・・・
「あの・・・今日は、私のファン感謝祭にお越しくださりまして、ありがとうございます。皆さん、私の作品いつも楽しんでくださってると聞いて、とても嬉しく思っています。今日は、精一杯頑張りますので、楽しんでいってください。」
それは、全裸M時開脚で亀甲縛り姿で言うにはあまりにも堅苦しい言葉だった。しかしそれが、彼女の育ちの良さと上品な性格を表しているように感じ、30人の観客は温かい拍手を送った。
「はい、すずちゃんのご挨拶でした。・・・それでは、特別待遇のグループの選出に移りますが・・・一つ、クイズで決めたいと思います。」
くるみはそう言うと、少し間を置いた。
「・・・えーと、すずちゃんの、お尻の穴の周りの皺は何本でしょうか?」
えー、数えたことないよー、と他の観客が嘆く中、柏原達だけが意味ありげに視線を合わせていた。
「8本、でいいよな?」
冬木が言うと、他の2人が小さく笑って頷いた。
そして梨沙は、大石すずとして、30人のファン達の前でお尻の穴を晒し、自らその数を数え上げさせられることになった。もう、縛らなくてもいいよね、と言われて、手錠を外され、亀甲縛りの縄を解かれ、素っ裸になって、会場の皆に向けてお尻の穴を見せつけるように四つん這いにさせられた。
(は、恥ずかしい、こんな格好!・・・)
そう思いながらも、すずの代役を果たさなければならない梨沙にとって、拒否したり、嫌な表情を浮かべることはできなかった。また一方、この30人が暖かいファンであり、すでに乳房も秘裂の中もじっくり見られ、さらには放尿シーンまで晒してしまっていることが、梨沙にある種の安堵感をもたらしていた。見られることが気持ちよく、もっと恥ずかしいところを見て、喜んでほしいような、変な気持ちがしてしまうのだ。身体の奥がさっきからかあっと熱くなっていて、じゅわっと熱い液体が湧いてきているような気がした。
梨沙は四つん這いのまま大きく脚を広げ、前の床をついている両手を外して肩を床につけて上半身を支え、さらに両手を後ろに回し、尻を両側に思い切り割り開いた。これで、お尻の穴は完全に後ろの観客達に丸見えのはずだ。おおおっ、とどよめきが聞こえるのが、梨沙にとってまた快感だった。顔をあげて目の前の大スクリーンを見ると、そこには、今の自分の姿を真後ろから見たどアップの映像が映し出されていた。小さく丸いお尻の穴がはっきりと見え、その下には、ぐっしょり濡れた秘裂が見えた・・・みんなの視線が、私のここに、突き刺さっている・・・柏原くん達も、きっと見てる、私の恥ずかしいところ・・・
「・・・あ、あ、ぁぁ・・・」
梨沙は思わず快感に呻いてしまった。渋谷の交差点や公道、生徒総会とは違って、ここには純粋な私のファンしかいない・・・私のこんな姿を喜んで見つめてくれている・・・梨沙はすっかり、すずになりきったような気がしていた。
「そ、それでは、数えますね・・・みなさんも一緒に・・・」
梨沙は思わず、指示されていないことまで言ってしまった。
「いーーち、にーーい、さーーん・・・」
会場には、一人の少女と30人の男達の、奇妙な合唱が響いていた。しわを一つ数えるごとに、少女の尻がびくん、と羞恥に震えるのが可愛かった。