PART 38b

 テーブルが再び並び替えられ、最初と同じ長方形となるようにされた。その中央に麻衣子が立ち、照明が当てられ、2台のカメラがその姿を捉えていた。

「6時半になりました。おはようニュースの時間です!」
麻衣子はまた、ニュースの始まりの挨拶をさせられた。もちろん、何も身につけることは許されず、身体を手で隠すことも許されなかった。真っ白な双乳も、恥毛が無くなり剥き出しになった秘部もスタッフの視線に晒されるままになっていた。もちろん正面からはカメラが狙い、その映像は目の前のモニター画面に映し出されていた。

「よし、次は乳首をいじりながら、このニュースを読んでみろ」
有川がそう言うと、モニター画面の一角に原稿が映し出された。

 麻衣子は羞恥にまみれながらも、言われたとおりにするしかなかった。
「○県と○県にまたがる○○連山の○山の周辺で、……」
麻衣子はそう言いながら、右手の人差指と親指で乳首をつまんだ。快感が流れるのをこらえ、軽く押さえたまま、で続きを読もうとした。

「ストップ! なんだそれは!」
すかさず有川の声が響いた。
「そんな生ぬるいやり方じゃ、いつまでたってもイけないぞ! イく寸前になるまでやめないからな!」

 ……それからの20分間、麻衣子はまたもや悪夢のような恥辱ショーを演じることになった。画面に映し出されるニュース原稿を読みながら、自らの手で乳首をつまみ、クリトリスをいじり、更には膣や尻の穴に指を奥まで入れ、ぐりぐり回転させる……しかも笑顔を強要され、脚を震わせたり、言葉がつかえたりしたら容赦なくやり直しを命じられた。

 それは、ギャラリーとなっている番組スタッフ達にとっては、これ以上なく刺激的なショーだった。憧れだった美人アナウンサーが目の前で全裸剃毛ショーを見せてくれたと思ったら、今度は、ニュースを読みながらのパイパンオナニーショーを強要されているのだ。しかも、命令されて引きつった笑顔、真っ赤に染まった耳、脚がカタカタと震え、股間から愛液がしたたり落ちているのが、麻衣子の羞恥を物語っていて、更に嗜虐心を刺激するのだった。いつも真面目で仕事に一生懸命な麻衣子ちゃん、素っ裸でオナニーさせられながらでもニュースが普通に読めるように、必死で頑張っちゃって……嗜虐心と同時に、愛おしさも感じるギャラリーだった。

 オナニーニュースショーの特訓は20分間続けられたが、結局、麻衣子が羞恥心と快感に打ち勝ち、平静な声でニュースを読むことはできなかった。さらに、寸止め責めを何度も繰り返した結果、麻衣子の理性は崩壊寸前にまで追い込まれてしまった。最後に麻衣子は、膣と尻の穴に指を入れてニュースを読みながら、ついその手を止めることができず、絶頂に達してしまった。

 あ、あ、だめぇっ、という悲鳴と共に、裸身をビクビクと震わせ、その場に崩れ落ちた麻衣子を、冷静にカメラが記録していた。

「やれやれ、こんなに濡らしちゃって……本当に敏感の露出好きなんだなあ、麻衣子ちゃんは……」
長方形のテーブルに囲まれた真ん中で、全裸で座り込んで失神している麻衣子を眺め、有川が呆れたように言った。
「やっぱり駄目だったか、自分でオナニーじゃ……よし、じゃあ次の準備に取り掛かってくれ」
有川が周囲のスタッフに向かってそう言うと、スタッフ達はどこか高揚した表情になり、椅子から立ち上がった。

 3分後。失神から覚めた麻衣子は、違和感を覚えた。目を開けても、真っ暗なのだ。それに、腕が上に引っ張られている。相変わらず、何も身に付けていない裸のまま……周囲には、人が沢山いる雰囲気……

「あ、あの……」
麻衣子は周囲に話しかけるように声を出した。
「有川さん?」

「おう、麻衣子ちゃん、やっと起きたか?」
暗闇の中に、有川の声が聞こえた。
「イクなって言うのに、最後までオナニーしちゃうんだから、麻衣子ちゃんもスケベだよな(笑)」

「あの、これ、どういうことですか……」
有川のからかいに応じる余裕もなく、麻衣子は尋ねた。自分は今、全裸で直立にされ、両腕を上げて拘束されている。目隠しをされて……ここは会議室? 周りにはスタッフの男性達がまだいるの?
「お願いです、手を、解いてください……」
麻衣子は、嫌な予感が当たらないことを祈った。

「いや、それはまだ無理だな」
有川の淡々とした声が響いた。
「君、結局自分で触りながらだと、まともに原稿読めなかっただろ? それに本番では、どこを触られるか、分からないんだよな? だからまずは、目隠しで触られる訓練をしなくちゃいけないと思ってな」

「そ、そんな!」
目隠しをされたままの麻衣子の表情が引きつった。触られるって、誰に?……まさか、スタッフのみんなに!?
「嫌です、そんなの!」
麻衣子は目隠しされた首を激しく振った。しかし次の瞬間、二つの乳首が指に摘まれ、クリっと捻られた。
「きゃ、きゃあっ!」

「おい、あんまり暴れるな」
有川の声が耳元で聞こえた。
「それにしても、思い切り勃ってるじゃねえか、麻衣子ちゃんの乳首(笑)」

「や、やめて、触らないでくださいっ!」
有川に裸の乳首を弄られていると分かり、麻衣子は全身をくねらせて逃れようとした。

 しかし全裸で目隠しをされて拘束され、悲鳴を上げて悶える姿は、周囲の男たちを更に興奮させることになった。数人の男たちが椅子から立ち上がると、麻衣子を取り囲み、思い思いに手を伸ばした。

「きゃ、きゃあっ!」
突然、身体を触る手が増えて、麻衣子は絶叫をあげた。

 今の麻衣子は、両方の乳房を別の男の手で揉まれ、尻を掴まれ、耳に息を吹きかけられ、更にはクリトリスを摘まれ、尻の溝を撫で擦られ、果ては尻の穴と膣に指を挿入された。手が一つ増える度に、目隠しの下の顔が引きつり、可愛い悲鳴を上げる様子が面白くて、男たちは次々に麻衣子の性感帯を責める手を増やしていった。

「ちょ、ちょっと待って! あっ、あっ、あぁんっ!」
目隠しをしていると、次にどこを刺激されるか分からず、新たな箇所を責められる度に、麻衣子は無防備な裸身を震わせ、顔を仰け反らせて喘ぎ、身悶えた。
「あっ、いやあ、だめ、そこっ! ……くっ、くぅぅ……」

 麻衣子が再度の絶頂に達するまで、2分とかからなかった。あらゆる性感帯を同時に責めたてられ、悲鳴と共にビクビク震えながら失神した麻衣子を囲み、男たちは笑いあった。

「おい、段取りと違うだろ。いくら麻衣子ちゃんが可愛くてエロいからって、5人がかりで全力で責めまくったら、そりゃイッちゃうだろ?」
有川が呆れたように言うと、予定外だった3人の男達は頭を掻いて照れ笑いをした。
「だけど、こんだけエロい格好を見せつけられたら、そりゃ触らずにはいられないよな、みんな?」
有川の言葉に、20人以上の男たちがにやけながら頷いた。
「それにしても、濡れすぎだなあ、麻衣子ちゃん」
ぴくぴくと震える股間からは今も愛液が垂れ続け、足元には小さな水たまりのようなものができていた。


 次に失神から覚めた麻衣子は、一つ追加の指示を受けた。それは、寸止め状態でニュースを読む訓練をするために、絶頂寸前になったら「麻衣子、イきそうです」、絶頂に達してしまう瞬間には、「麻衣子、イきます」と申告しろ、というものだった。

 一応もっともな理由ではあったが、その新ルールは、麻衣子への性感責めをさらに面白いものにすることになった。麻衣子、イきそうです、と言うまでは、乳房、乳首、尻、秘部を触り放題なのだ。イきそうです、という可愛い声を聞いた後は、一旦責めを緩めて、きれいな声でニュースを読むのを聞き、徐々に激しく責めてその声が乱れるのを楽しむのだった。

 絶頂に達する瞬間、秘裂に指がギュッと締め付けられ、愛液がジュッと溢れてくるのは、普段の清楚な麻衣子を知っているスタッフ達にとって、この上なく興奮するシチュエーションだった。

 そして最後は、麻衣子、イきます、イっちゃいます、やめてっ、という声を無視して激しく責め立て、膣に入れた指を、麻衣子が締め付けてくるのを堪能するのだった。

「あ、あのっ」
失神からさめた麻衣子は、全裸目隠し姿のままで抗議の声をあげた。
「放送中に、そんなに、激しく、されていませんっ! あっ、ひいっ!」
抗議している最中に、膣と尻に同時に指を挿入され、麻衣子は悲鳴をあげた。

「何言ってるんだ、放送中よりも激しい刺激に耐えられるようになっておかないと、安心して次回の放送ができないだろ?」
男たちに責められている全裸の麻衣子を眺めながら、有川が平然と答えた。
「それにしても麻衣子ちゃん、ケツの穴も敏感なんだな(笑) ほら、さっきのニュース覚えてるだろ? ほら、もう一回言ってみろよ。2穴責めされながら、にっこり笑顔で言えるようにならないと、終わらないからな」


 ……麻衣子はそれから、さらに一時間近く、目隠しで性感帯責めを受けながらのニュース読みをしなければならなかった。その間の絶頂は十数回に達した。その回数は、麻衣子の習熟度というよりも、男性スタッフの数の都合だった。

 20人以上のスタッフ全員が、麻衣子の柔らかくすべすべした肌に触り、あらゆる性感帯を責め、淫らに身体をくねらせ、可愛い悲鳴を上げさせることを堪能した。麻衣子が目隠しされているのをいいことに、ひそひそ話やゼスチャーで、麻衣子のどこをどう責めればもっと感じるか、情報交換した。

 「特訓」の途中から、有川が少し方針を変更した。できるだけニュース原稿を平静な声で読むことに加え、絶頂に達した場合でも短時間で回復させることにしたのだ。イく時にはギリギリまで我慢するのではなく、早めにイくように心がけること……そうすれば、途中退場する明らかな失態は晒さないですむ、というのが理由だった。

 それは、スタッフ達にとっても嬉しい方針変更だった。堂々と麻衣子をイかせることができるようになり、皆、麻衣子の性感をこれでもかと責め立てることができたのだ。
 ある者が乳首に舌を這わせると、麻衣子がビクビクっと反応したため、それからは舌責めも定番になってしまった。
 麻衣子は何人もの男に両手と舌を使って同時に責められ、可愛い声で悲鳴と喘ぎ声を上げ続け、秘裂からは愛液を洪水のように垂れ流し続けることになってしまった。


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