part9

 あの菜穂子がこれからみんなの前でどんなオナニーショーをしてくれるのか・・・男子も女子もスケベな好奇心を露にして大股開きの菜穂子を注視している。

「ど、どうすれば・・・?」
経験の無い菜穂子が困惑する。

「ほんとにぶりっ子だな、菜穂子は。指をあそこに入れたり、クリ○リスを摘んだり、胸を揉んだりするんだろ。もし、本気でイカなかったら、これを使うからな。」
そう言って浩一が手に持っている物を見せた。黒いバイブレーターだ。

「えー、それ、何ですかぁ。それの使い方もしりたぁい。」
葉子もすっかり魔的な快楽を楽しんでいる。

「いやぁっ、そっ、そんなこと、できません! お願いだから、そんな恥ずかしいこと、許して下さい。」
「またぁ? もうそのセリフは聞き飽きましたよ、菜穂子先輩。じゃあ、インターネット、いいんですね。私はそっちの方がずっと恥ずかしいと思うんだけどなあ。」
加奈子はめんどくさそうに言う。菜穂子のあきらめの悪さにいらいらしているといった様子だった。

「こ、こんなことって・・・」
 菜穂子は泣きそうになりながらも、おずおずと右手の人差し指を秘部の中へ埋めていった。また、左手で右胸を掴んだ。ぎこちない動きで、オナニーもどきを開始した。

「菜穂子ちゃん、もっと感じ出して〜 あ〜ん、あ〜んって声出すとかさあ。」
「乳首をもっと刺激した方がいいんじゃない?」
「中指も入れろよ。」

 男子は皆、勝手なことを言いながら夢の様な気分に浸っていた。高嶺の花だとばかり思っていた菜穂子が、衆人環視の中、こんなに恥ずかしいことを強制されているのだ。そして、菜穂子が恥ずかしそうな表情をすればするほど、男子達の興奮も高まるのであった。

 俊之と直人、浩一は今までたまっていた鬱憤を晴らすことができ、満足気な表情だ。
(あのときは恥を掻かせてくれたな、菜穂子。俺の気持ちを素直に受け入れてくれればこんな目に遭わずに済んだのに。よし、そろそろ筋書きどおりにご奉仕をしてもらうぜ。)俊之はそう思うと、期待に前を一層固くした。

 菜穂子は衆人環視の中、オナニーもどきを数分続けたが、なかなかイクことができなかった。もともとオナニーの経験も無ければ、本当にイッたことも無いのだからそれは当然であった。中途半端に胸を揉んだり、秘部に指を挿入して固く目を閉じたまま悶える菜穂子を前にして、男子は皆、自分がイッてしまわないよう耐えるので精一杯だった。

 直人はシナリオどおりに言った。
「何だよ、それは。しょうがねぇなあ、加奈子、真理、手伝ってやれよ。」
「は〜い。」
目を光らせた二人が菜穂子の両側に回り、それぞれが菜穂子の片足を掴んで、一層大きく股を割り裂いた。一瞬手を止めて抵抗した菜穂子であったが、二対一では勝負にならず、脚を180度近くまで開いたまま体を固定された。いやっ、お願い、やめてぇ、と呻く菜穂子の声は無視される。

「本当に手がかかるわねぇ、菜穂子は。」
と言いながら、実樹が菜穂子の両手を後ろに回し、縛ってしまった。
全裸で後ろ手に縛られて、両足を大きく開かされ、されるがままになるしかない菜穂子−それはあまりに非日常的かつ衝撃的な光景であった。

「許して...お願い、もう許して」
もはや首を振りながら哀願するしかない菜穂子であった。

 真理はそれを心地よいBGMとしか思っていないかのように、
「だーめ。まだまだ質問はあるんですからね。」
と恐ろしいことを言いながら胸に手を伸ばす。

「じゃあ、私はこっちね。」
加奈子の手は、開ききった秘部に伸びてくる。即座に中指は秘裂に挿入され、人差し指はクリトリスを捕らえる。

 二人がかりで敏感な部分をまさぐられ、菜穂子の顔は一層紅潮した。二人とも下級生ではあったが、テクニックは菜穂子よりはるかに上であり、感じるところを意地悪く責め立ててくるのだ。菜穂子の喘ぎ声が次第に大きく、間隔も短くなっていった。

「や、やめて、もうだめぇっ」
菜穂子が切迫した声を上げるが、誰も意に介さない。

「さ、約束どおりイッてもらいますよ。それっ!」
加奈子と真理が目を合わせ、一気に菜穂子を絶頂へ追い上げる。

「ヒィ〜っ、あ、あ、もうだめ〜っ」
菜穂子は絶頂の声を上げてがっくりと頭を垂れた。下半身は大きく開ききったままであり、肉壁が震える様子もはっきり見える。

「す、すげぇ。あの菜穂子の絶頂シーンかよ・・・」
浩一が絶句する。予定どおりとは言え、あまりにも衝撃的な光景だった。

「菜穂子ちゃん、ちゃんと写真は撮らせてもらったよん。これ売れば、今度の夏合宿は全員ただでスイスに行けるぜ。」
義雄が何とか平静を装って言った。

「ほんと〜? じゃあ、菜穂子にはもう少し頑張って貰って、お土産代分も稼いでもらいましょ〜よ! ねぇねぇ、今度は何させたらいーかな?」
美奈子もすっかり悪ノリしている。

 俊之たちの目論見どおり、この時点で菜穂子は完全にサークルのペットに堕とされていた。もっとも大股開きのまま一時的に意識を失っている菜穂子には、友人の恐ろしい言葉を聞くことができなかったが。

 やがて、菜穂子の意識が戻ってきた。しばらく薄目でぼうっとしていたが、やがて自分の境遇を再認識し、目を大きく見開く。
「いや〜っ! ひ、ひどいわっ。見ないで!」
体を必死にばたつかせるが、両手は後ろ手に縛られ、両脚は加奈子と真理に大開脚のまま固定されているので、恥ずかしい部分は思いっきり露出したままだ。極限の羞恥を味わわされ、必死の形相で悶える菜穂子を見て皆が嘲笑する。

「おまえなー、みんなの前であんだけあそこおっ広げて、イクところも披露しちゃったんだぞ。今更そんなこと言われてもな〜。」
浩一がおどけながら言う。男子も女子も浩一の言葉に大笑いだ。あらためて言葉でいたぶられ、菜穂子は羞恥に震えた。

「やれやれ。まだ清純ぶるつもりみたいね。さてと〜、ぶりっ子の先輩に次の質問は〜?」
加奈子が浩一にウィンクしながら言った。合図を返した浩一は、菜穂子にニヤリと笑いかけながら、恭子の耳に何か囁く。周囲の1年女子も聞き耳を立てる。菜穂子が不安そうに見やる。

 浩一が話終えた瞬間、周囲の1年女子は黄色い声で大騒ぎになった。
「うわー、そんなあ。そんなことさせちゃっていいんですかあ?」
「やっちゃえ、やっちゃえ〜、いじめちゃえ〜」
「ビデオも買っとけばよかったのにい。AVなんか目じゃないんじゃない?」
「でも私、そんなこと先輩に言えないよお。恥ずかしいしぃ」
「じゃあ、みんなで言おうよ、ね?」
菜穂子がますます不安な表情になる。もちろん、他の男子と2年女子は期待に満ちた表情だ。

 そして、恭子、葉子、真理、加奈子を含む1年女子全員が声を合わせて言った。
「あの〜、せんぱぁい。フェ・ラ・チ・オってどうすることですかぁ? ここでやってみせて下さぁい。」

 菜穂子は絶句した。(まさか、そんなことまで...嘘でしょ。) 言葉の意味は菜穂子も何となく想像がつく程度の知識はあったが、おぞましい異常な行為であって、自分がするなんて考えもしたことが無かった。

「私も分からないから、菜穂子、教えて〜。相手はこの中から選んでいいからさ。」
実樹が意地悪く笑いながら言う。

「きゃあ、菜穂子、誰を選ぶの〜? やっぱり、直人君かな〜?」
美奈子も大はしゃぎだ。困惑する菜穂子をからかって楽しんでいる。

 そう言われても菜穂子に選ぶことなどできる筈が無かった。顔見知りでいつも仲良くしていた男子の性器に異常な口唇奉仕をする・・・。しかもサークルのみんなの目の前で・・・。すっかり恥ずかしい姿を晒してしまった身だが、そんなことできるわけないと思った。

 一方、事情を知らない男子達は真剣だ。皆の前でフェラをしてもらうのは、恥ずかしくもあるが、何といっても相手は菜穂子なのだ。皆、自分が指名されることを必死で祈って大股開きの菜穂子を注視した。

 そして、俊之は中でも人一倍興奮していた。昨晩の加奈子達との話合いの中で、自分を指名させることが決定していたからだ。決定に際しては、これまでのチーフとしての功労と、最初に菜穂子にアタックして玉砕した実績が考慮された。浩一はこの決定にさんざん抵抗したが、女子の決定には逆らえず、地団駄踏んで悔しがったものだ。

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