Part13

 菜穂子の一人目の奉仕の終了後、ゲームのルールが追加された。3分で相手をイカすことができなかったら、次はさらに恥ずかしい罰ゲームが加わる、というルールだ。事実上、もう何でもあり、ということになってしまった。それが分かっていながら、強制された菜穂子は、自らの口でそのルールの追加を宣言しなければならないのであった。

 すかさず加奈子が提案したのは、二人同時フェラだった。調子に乗った男子が、それなら邪魔する人間も二人にしよう、と便乗した結果、菜穂子は4人の男に囲まれて屈辱的な奉仕に励まなければならなくなった。

 全裸で正座した菜穂子の前に、浩一と直人が仁王立ちしている。二人とも憧れの菜穂子のフェラへの期待に、ズボンの上からでもはっきり分かるほど前を膨らませている。そして、その菜穂子の後ろには義雄と森山正が密着しそうになりながら控えている。彼らも菜穂子の全裸の体を好き放題にいじりまわす期待に興奮を抑えられなかった。周りを取り囲むギャラリーも、淫靡な5Pの開始を前にして、期待に息を潜めて見つめていた。

 義雄からデジカメを渡されて臨時の撮影係となった加奈子は、四人の男に囲まれて引きつった表情の菜穂子の写真をあちこちから撮影した後に、やや不満げに言った。
「ねえ、村野せんぱあい、すっぱだかの写真、もう飽きちゃったよー。菜穂子先輩、さっきからずっとすっぽんぽんなんだもん。もっと面白い写真取りたいなあ。」

 「か、加奈子ちゃんっ・・・」
菜穂子は加奈子のあまりの物言いに抗議しかけて絶句した。人がこんなに恥ずかしい思いをしているのに、「もっと面白い写真取りたい」なんて、あまりにもひどい言いぐさだ。

 しかし、菜穂子の気持ちを逆撫でするように、実樹がその後を受けた。
「それならさあ、この際男子の希望を叶えてあげたら、菜穂子? ねえ、みんな、菜穂子にして欲しい格好とか、ない?」
途端に男子は大盛り上がりで好き勝手なことを口走ったが、ひときわ大きく浩一の声が響いた。
 「じゃあさ、是非お願いしたいことがあるんだけど・・・」


 10分間の休憩の後、浩一の希望に沿って「お色直し」された菜穂子が、実樹と加奈子に引きずられるようにして皆の前に姿を現した。ほおっ、というため息が誰からともなく漏れる。

 菜穂子は完璧なテニスルックだった。白いウエアとスコートからは、適度に肉感のある腕と脚が伸び、眩しいほどだ。胸元のふくよかな膨らみも可愛らしい。足の先には靴下もしっかり穿かされている。さらに、髪はポニーテールに結わえられ、根元には可愛い赤いリボンが付けられていた。落ちかけていた化粧も直され、きれいな薄化粧が施されている。

 それは、入部当初の菜穂子の格好そのものであった。浩一のリクエストに応えるために、リボンなど、今回は菜穂子が持っていなかったものは一年生から借りることで再現したのだ。努力の結果、入部当初、すなわち大学入学したての清楚でうぶなお嬢様の菜穂子の魅力が完璧に再現されていた。ただ一点、両手を後ろ手に縛られていることだけが当時との相違であったが。

 「さすが、菜穂子、可愛いねえ」
「ほんとにテニスウェアが良く似合うよなー」
「うん、去年の入部のときから、ダントツに光ってたもんなー」
「けどよー、こんな格好にしといて縛るなんて、浩一、お前そんなこと考えてたのかあ? スケベな奴だなぁ」
「おめえらだって、菜穂子のこの格好すけべな目で見てただろーがっ」
浩一の反論の通り、一目その姿を見てから、菜穂子のことを頭の中で弄んだことのなかったものは一人もいなかった。

 「きゃー、菜穂子せんぱあい、かあわいい! ポニーテールだって!」
「だけど、ホント、ぶりっこの格好よねー。1年生のとき、こんな格好してたんですかあ」
「それが2年生になったら、人前ですっぽんぽんでテニスするようになるんだもんねー。変わるもんよねぇ」
「それどころか、大股開きにまんぐり返しもするのよ。こーんな可愛い顔しといて、信じられなーい。」
「さっきのフェラだって、AVみたいだったじゃーん」
女子も笑いながら嬌声をあげたが、その中の嫉妬心は隠しようもなく、どうしても意地悪な言い方ばかりになってしまっていた。その露骨な言い方の一つ一つに菜穂子の心の恥辱感は深まるのであった。

 「お願い、もう許して・・・」
誰に言うでもなく呟きながら菜穂子はうつむくばかりだった。入部当初との相違は後手のロープだけではないのだ・・・

 清楚なテニスルックながら、火の出そうなくらいに恥ずかしそうな顔をしている菜穂子の全身像と顔のアップをカメラに収めた加奈子は、真理と目を合わせてから、
「それじゃあ、ちょっとサービスしてあげましょうか。」
と言ってスコートを思い切りまくり上げた。真理も同時にウエアを大きくまくる。

 途端に菜穂子の恥ずかしい部分がすべて露出した。ノーパン、ノーブラの菜穂子は、その途端、秘部も尻も胸も全て丸出しになってしまった。それは、なまじテニスウェアを身につけているだけにエロチックな眺めだった。両手を縛られた菜穂子は体を隠すことも、うずくまることも許されず、恥ずかしい姿を皆の前に晒すしかなかった。すかさずカメラのシャッターが閃いてその痴態を余さず記録していく。

 「こりゃ素っ裸よりもスケベだな」
「ほんと、たまんねー」
「浩一にしちゃあいいアイデアじゃねーか」
「ポニーテールがたまんねーよなー」
「うう、今すぐやりてえ」
清楚な菜穂子を縛り上げ、そのテニスウェアを無理矢理剥ぐ、といういつもの妄想が眼前に展開され、男子の興奮のボルテージはさらに上昇した。ついさっきの清純そのもののウェア姿とのギャップがさらに嗜虐心を刺激するのであった。

 「じゃあ、そろそろフェラやってもらおーぜ」
時間を気にした俊之がみんなに声をかける。時計はもう夜中の2時になろうとしていた。

 その宣告を聞き、菜穂子の体がビクッと震えた。(まさか、この格好のままで・・・?)むしろ全裸の方が開き直れるのだが、いつものテニスウェア姿でそんな行為を行うという屈辱を味わわせるつもりなのか・・・一体どこまで自分を辱めれば気が済むというのか・・・?

 そんな菜穂子の思いとは関係なく、先ほどの4人の男、浩一、直人、義雄、正が菜穂子の周りを取り囲んだ。後ろ手を縛っているロープは義雄が握っており、その義雄がしゃがむのに伴って、菜穂子も正座せざるを得なくなった。テニスウェア姿で正座をしている菜穂子の前に浩一と直人が仁王立ち、後ろに義雄と正がしゃがんで控える、という形になった。可憐なテニスルックの菜穂子がこれから見せるであろう痴態を想像して、ギャラリーはみな生唾を飲み込んだ。

 「じゃあ、一人3分だから、6分以内に二人ともイカせること。できたらゲームはこれでおしまい。もしできなかったら、また罰ゲームが増えまーす。それでは、よーい、スタート!」
加奈子がいつもながら無邪気な声で恐ろしい事を言ってから、スタートを告げた。

 ゲームが始まった瞬間、菜穂子は困惑することとなった。ロープを義雄に握られているため、手を伸ばすことも、腰を上げて顔を股間に近づけることもできないのだ。
「お願い、手を離して・・・」
と、菜穂子は訴えるような顔で義雄を見た。

 しかし、義雄は、
「ん、どうしたの? やりたいことがあるならちゃんと口に出して言ってよ。」
と冷たい反応だ。

 義雄の意地悪な意図を悟った菜穂子は、屈辱に顔を歪めながら、恥ずかしい言葉を口にしなければならなかった。
「あの、・・・浩一さんにご奉仕したいので手を離してください。」
可愛い唇から発せられた言葉に、男子達は大喜びだ。

 「仕方ないなあ。だけど、手は離せないぜ、浩一の希望だからな」
そう言った義雄は、ロープを握る手を上げて、菜穂子の唇が浩一の下半身に当たるようにした。
「どうした、菜穂子? ズボンの上からフェラしてイカせる自信があるのか?」
と、さらに恥ずかしいことを言わせようとした。

 「何するか、はっきり言ってくれないと、脱いであげないよん」
浩一がいつものお調子者ぶりを発揮して菜穂子をからかった。ただ、体の興奮は隠しようがなく、ズボンの上からもそれははっきりと分かる程であった。

 「浩一さん、浩一さんのオチン○ンをふぇ、フェラチオしたいので、ズボンとパンツを下ろして下さい。」
菜穂子がはっきりそう言うまでさんざんじらして、浩一はようやく下半身のモノを取り出した。それは鋼鉄のように屹立していた。その先端の白濁液を見た菜穂子は、一瞬固まった。

 「はい、2分たちましたあ! みなさーん、罰ゲームは何がいいですかあ?」
カメラを構えながら加奈子が告げる。すかさず、かんちょーっという声が響いて爆笑を呼んだ。

 もっとも、菜穂子にとっては笑い事ではない。なんとしても課題をこなさなければどうなるか分からないのだ。勇気を出して浩一のモノを含もうとした。唇を思い切って大きく開く。

 しかし、そこで一つの問題が生じた。屹立したモノを正面からくわえようとしても、根元までくわえられないのだ。浩一に自らのモノを水平にしてもらわなければ・・・また屈辱的なお願いを浩一にしなければならないのかと、菜穂子はがっくりした。

 しかし、迷っている暇は無い。
「お願い、浩一君、うまくくわえられないから・・・」
オチン○ンを水平にして、と言う前に浩一が菜穂子の後頭部を両手で掴んで股間に押しつけた。

 「あなたのチン○ンを私の口に入れてってか? ホントにスケベなやつだなあ、菜穂子は。そこまで言われちゃしょうがねえや。よしよし、協力してやるぜ」
浩一はまんざらでも無い顔でそう言って、自分の肉棒をくわえさせた菜穂子の後頭部を掴んだまま前後に振り立てた。違う、と菜穂子は言いたいが、口を塞がれていてはそれもできない。喉の奥まで肉棒を突っ込まれる度に、うぐぅっとうめき声を出すのが精一杯だ。

 服装は清楚なテニスルックだが、両手を後ろに縛られ、可愛い唇を無理矢理犯される菜穂子の図に、ギャラリーはしんとなった。赤いリボンを付けたポニーテールの髪が激しく揺れるのが痛々しい。特に入部当初の菜穂子の姿を知っている者にとっては、あまりにも無惨な光景であり、かつ、嗜虐心をそそる眺めであった。

 その中で一人、加奈子だけが写真撮影に忙しく動き回っていた。しばらくしてから少し苛立った声を上げた。
「はい3分。ちょっとぉ、義雄さん、正さん、何してんのお? 邪魔する係りなんでしょお? スコートまくるとか、胸出すとか揉むとかして下さいよお」
菜穂子を貶めることに飽くまで余念の無い加奈子であった。

 菜穂子の清純ながらも淫靡な姿に圧倒されていた義雄と正は、加奈子の声に促され、慌てて活動を開始した。義雄は空いている右手でスコートを後ろからまくり上げて尻を露出させる。正は左手でウェアをまくり上げて双乳を丸出しにし、右手でその一つを揉み始めた。加奈子がアングル等の注文を出しながら更なる痴態を撮影する。

 清楚だったテニスルックはその途端、この上無くスケベな衣装に変わった。ところどころ恥ずかしいところを露出し、性感帯を刺激されながら口辱を犯される菜穂子は、どんなAV嬢よりも男の欲望を刺激する存在であった。

 「はい4分。あと2分しかないのに、一人もイッてないんだけど、菜穂子先輩、やる気あるんですかあ?」
加奈子が相変わらず明るい声で菜穂子の窮地を嘲笑った。

 「こうなったら10分目指そうぜ。そしたらみんなも喜ぶからな」
下半身への刺激に耐え続けている浩一が直人に言った。
「ああそうだな。だけどお前の独り占めはごめんだぜ。」
直人はいい加減待ちくたびれた様子で答えた。こんな刺激的な光景を眼前で見せつけられていながら、自分の番はなかなか来ないのだから、それも無理の無い話だった。

 「わりい、わりい、ちょうど俺も我慢の限界だったからしばらく頼むわ。だけど、菜穂子のフェラ、ほんとにいいぜ」
そう言って浩一は、笑いながら菜穂子の頭を引き離した。義雄が呼応して菜穂子の体を直人の方へ向けた。菜穂子の眼前に直人の肉棒が迫る。

 「そ、そんな・・・ひどいわ」
たまらないのは菜穂子だ。せっかく恥をしのんで浩一の肉棒に必死に奉仕し、ようやく追いつめてきたところなのに、これではまたゼロからやり直しだ。時間も制限時間の6分まであとわずかになってしまっている筈だ。しかし、手を縛られていてはどうすることもできない。命令された相手にフェラチオするしか無い、という奴隷の立場にあることを思い知らされる菜穂子だった・・・

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